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やはり未亡人製造機?またもやポルシェ911GT2 RSが廃車レベルの大クラッシュ

2018/05/14

| 世代は変わっても「未亡人製造機」のまま?

先日のニュルブルクリンクに続き、今度はスウェーデンにて新型ポルシェ911GT2RSがクラッシュ。
ニュルブルクリンクでの事故は「ボディが削られた」程度であったものの、今回のクラッシュはかなり深刻なもので、「もう元どおりにはならないんじゃないか」と思えるほど。
形状としては修復できそうではあるものの、911GT2RSが本来持つ、高い運動性能までは修復できないかもしれません。

このパワーを後輪のみで受け止めるのは難しい

ポルシェ911GT2RSはニュルブルクリンクで「市販車最速」のラップタイムを誇るポルシェのフラッグシップで、もちろんその性能は918スパイダーをも上回るほど。
エンジンは4リッターフラットシックスとなり、これをツインターボで加給して「700馬力」を発生することに。
この「700馬力」というのは現代ではさほど際立つ数字ではないものの、ポルシェ911GT2RSの場合は「後輪駆動」、つまり4WDではなく「2WD(RR)」。

この馬力を二輪のみで負担するのは相当に危険で、700馬力以上の後輪駆動モデルだと「フェラーリ488ピスタ」「フェラーリ812スーパーファスト」くらい。
ランボルギーニ・アヴェンタドールSも700馬力オーバーですが、これは「4WD」で、今後登場するであろうアヴェンタドールSVJもやはり4WDと見られ、もはやこのレベルの出力だと「4WDでないと無理」なレベルだと考えて良さそう(BMW、メルセデスAMGは600馬力を超えるともう4WD)。※しかもこれらはミドシップやFFなのでRRに比べて挙動がマイルド

ポルシェ911GT2RSについては先代(997世代)の時点でその危険性が指摘されて「未亡人製造機」とも呼ばれており、実際に「生産台数の割に中古車の台数が少ない」つまり「廃車になっている車両が多い」と思われます。

そして新型911GT2RSについてもデリバリーが始まった時点でもうクラッシュが二件発生。
911GT2RSのオーナーはポルシェが慎重に選んでいるはずなので「そう簡単に事故を起こすような」ドライバーではないはずですが、それでもこうやってクラッシュが報じられるというのは「ポルシェ911使いであっても相当に運転が難しい」ということなのでしょうね。

実際に、かのワルター・ロール氏も「911GT2RSは人間とエンジニアリングのほぼ限界」だと表現しており、ちょっとしたミスも許されない車だとしていますが、まさにそれが立証された形となりそうです。

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