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ラスベガスで大クラッシュの後に放置されたマクラーレン720S。この状態でもドアはちゃんと開閉可能

2018/05/21

| この状態でもちゃんとドアが開くとは |

ラスベガス郊外にて、クラッシュした後に放棄されているマクラーレン720Sを警察が発見。
現時点ではクラッシュの理由はわかっておらず、謎の多い事故だそう。
ただし画像や動画を見るに前後左右、ルーフまでも大きく損傷しており、相当なスピードでクラッシュしたのちに横転したのではと思われる状態で、おそらくは「修理不可能」。

スーパーカーは基本的に頑丈

なお、運転していたドライバー、そして助手席にいた人は特定できているようで、現在「軽いけが」にて治療を受けている、とのこと。
これだけ大きく破損しながらも「軽いけが」で済んだのは奇跡的とも思えますが、スーパーカーは基本的に頑丈で、残骸だけを見ると「とても生存者がいるとは思えない」ようなクラッシュでも、ドライバーはピンピンしている、ということもあるようです。

車体の前後やルーフが大きく潰れているのに対し、パッセンジャーセルつまり室内は潰れておらず、これがドライバーの命を守ったのだと思われますが、右側のルーフ(写真では確認できないものの、動画では大きく潰れているのを見ることができる)が破損しているのにちゃんと左右のドアが開いており、これはちょっと驚くところ(ただしエアバッグは開いておらず、これは問題かも)。

他のスーパーカーがクラッシュした画像を見ても「ドアだけはちゃんと開いている」ものが多く、ここは各社とも力を入れている部分なのだろうと考えられます。
とくにポルシェ、フェラーリ、ランボルギーニ、そしてマクラーレンも「スピードリミッター」がありませんが、それは裏返せば「どんな速度で走行しても安全性は担保できる」ということなのかもしれません。

ちなみにマクラーレン720Sに採用される「カーボンモノセルⅡ」はこんな感じ。
A~Cピラーはアルミになるかと思われますが、それでも驚くべき頑強さを持っているようですね。

MP4-12Cのものですが、ローリングシャーシはこんな感じ。

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それでは動画を見てみよう

こちらが荒野に打ち捨てられたマクラーレン720Sをユーチューバーが収めた動画、「POLICE FIND ABANDONED MCLAREN 720S DESTROYED IN LAS VEGAS DESERT」。
かなり多くのスーパーカーが集まっており、ちょっとした話題となったようですね。

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