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アルファロメオが6/1に大型SUVとハイパフォーマンス・ハイブリッド計画を公開とのウワサ

2018/05/21

| アルファロメオが大型SUVとハイブリッドモデルを発表? |

アルファロメオがステルヴィオよりも大型のSUV、そしてハイパフォーマンスハイブリッドの計画につき、6月に開催されるFCAのスペシャルイベントにて公開する、という話。
この「ハイパフォーマンスハイブリッド」について車種は不明ではあるものの、一部では「ジュリア・クーペ」だと言われ、しかも「
2ドアと5ドアがある」ともウワサされています。

F1に積まれるKERSよりも優れるシステム

ちなみにこの「ハイブリッド」についてはエナジー・リカバリー・システムつまりERSになると推測されており、これはアルファロメオ、マセラティのほかフェラーリに搭載される可能性も(いずれも2019年からハイブリッド化すると公表している。フェラーリはFCAのから独立しているものの、事実上はFCAのようなもの)。

システム自体はラ・フェラーリに採用されたHY-KERSをさらに発展させたもので、これは「F1に搭載されるKERSよりも先進的」だとアルファロメオは主張。
そしてハイブリッド・パワートレーンについては2タイプあり、ひとつはジュリアに搭載される276馬力の2リッターターボ、もうひとつはジュリア・クアドリフォリオに積まれる2.9リッターV6ツインターボ。
2リッター版ではこのモーターを組み合わせて345馬力程度を発生すると言われますが、+70馬力くらいがモーターの出力だとすれば、2.9リッターエンジンとの組み合わせだと「570馬力以上」となる可能性も。

現時点では何一つ正確な情報はないので実際に「どうなるか」は不明ですが、メルセデスAMGは「GT 4ドアクーペ」へと搭載を予定していた「805馬力のハイブリッドシステム」の搭載は無い、と最近になって発言。
理由はわからないものの、おそらくはそれだけのパフォーマンスを発揮させるバッテリーを積むと「重すぎてスポーツ走行ができないから」だと考えています。

現実的に「ハイブリッド化して」ベースモデルよりも速くなったクルマはポルシェ・パナメーラくらいなので、「ハイパフォーマンス・ハイブリッド」がどれほど難しいかがわかろうというものですが、アルファロメオ(フェラーリ含む)はこれを実現しようとしている、ということですね。

なぜ今大型SUV?

加えてアルファロメオは「大型SUV」の計画を持っているとされるものの、これはちょっと意外。
というのも、アルファロメオ/マセラティのCEOでもあるセルジオ・マルキオンネ氏が「マセラティ・レヴァンテは失敗だった」と語っており、つまりその状況で大型SUVを(別ブランドからとはいえど)さらに投入、というのがちょっと理解できないため。

マセラティですら成功しなかった大型SUV(しかしぼくは一定の成功を納めたんじゃないかと考えている)がアルファロメオで成功するとは思えず、しかし何か勝算があるのかもしれません。

ちなみにこれまで「ステルヴィオよりも小型の」SUVを発売するのでは、というウワサも出ていますね。

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