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トヨタ「EVよりもハイブリッドが主流だ。2030年までそれは変わらず、今後もハイブリッドで行く」

2018/06/27

| トヨタはやっぱりEV開発を進める気はなさそう |


トヨタはハイブリッドの先駆けではあるものの、それ以上(PHEVなど)のエレクトリック化にはあまり積極的ではないメーカー。
しかしながらそれでは世界(というか中国)に取り残される可能性があり、C-HRをベースにしたEV"IZOA(イゾア)”、レビンをPHEVとして発売するなど、ようやくその動きが変化してきたところ。
加えて中国における提携先のJACより供給を受けたEVを発売する、とも報じられていますね。

2030年まではハイブリッドが主流

そんなトヨタですが、常務理事の安部静生氏がカーメディア「Wards Auto」に語ったところでは「私達はハイブリッドがフルエレクトリックカーよりも主流であり続けると信じている」。
さらに「もちろんいくつかのメーカーがEVシフトを行ったことは知っている。しかし我々の環境問題に対する最大の武器はハイブリッドだ。そしてこれは欧州だけではなく、世界中で言えることであり、ハイブリッドをこれからも追求する」とのこと。

ただ、現実は(トヨタがどう考えようと)ハイブリッドについては”もはやエコではない”と判断している国や地域があり、そういったところではこれまで受けられた税制上の優遇などを受けることができないように。
つまりハイブリッドは「ガソリン車」と同レベルに扱われ、これまでのハイブリッドと同じポジションにPHEVが位置し、言うなれば「ランクが1つ落ちた(もしくは時代が”上”にシフトした)」という感じ。

そして中国では「自動車メーカーに対して一定割合のEV販売を義務付ける」法規も施行されていますが、それでもトヨタは”ハイブリッドは2030年には400万台に達するが、PHEVは数十万台にとどまる”と述べ、基本的にPHEVやEVには関心がない、と言えそう。



おそらくは「プリウス」が世界的にヒットし、現在も好調なセールスを続けているという自信がこの背景にあるのだと思われるものの、そういった自信も長くは続くまい、というのが現在の状況。

↓こちらはトヨタがJACから供給を受けて販売するEV

トヨタがEVに力を入れないのはリチウムイオンバッテリーが高価すぎるからだとも語っていて、重量や劣化についても懸念を表しています。
仮にプリウスのサイズを持つEVで、走行レンジ400キロを達成しようと考えると、「(2025年あたりにその価格が下がったとしても)バッテリーだけで100万円」になるとしており、それでは消費者に訴求できないだろう、とのこと。

そういった実情を鑑みてか、トヨタは次世代バッテリー(ソリッドステートバッテリー)の実用化を急いでいますが、これについても2030年位になるだろう、と見込んでいるようですね。
ただ、いかに現時点でリチウムイオンバッテリー搭載EVの効率が悪かろうとも、2030年までハイブリッドで「引っ張る」というのはちょっと無理があるかもしれません。

トヨタと首位を争ってきたフォルクスワーゲンは早々にEVシフトを打ち出し、ミツビシ買収で一気にトップ争いに参加したルノー日産も同様。
トップグループではトヨタのみがEVに対して「一歩引いた」状況で、これが今後どう出るかについては見極めて行きたいところ。

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