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日本でも新型メルセデス・ベンツGクラス発売、1562万円。”要望に応え”従来型Gクラスも継続販売

2018/06/06

| 日本でも新型Gクラス発表、15,620,000円~ |

メルセデス・ベンツ日本が新型Gクラスを発表し、受注を開始。
なお納車は8月からとのことなので、世界的に見てもかなり早い時期から納車がスタートする、ということに。
新型Gクラスは「39年ぶりのモデルチェンジ」として大きな話題を呼び、オフロードでの走行性能はもちろん、オンロードでの走行性能や快適性を大幅に高めた、としています。
加えて徹底したダイエットによって燃費も向上した、と言われていますね。※メルセデス・ベンツによるプレスリリースはこちら

発表されたのはG550、AMG G62

今回のメルセデス・ベンツの発表によれば、その大まかな(新型Gクラスの)内容は下記の通り。

新設計ラダーフレーム
スチール鋼板を「ロ」の字型に加工したパイプを使用してラダーフレームを新設計し、強度、剛性、安全性を高めた新開発の専用サスペンション
Gクラス開発チーム、メルセデスAMGとの共同によってフロントのダブルウィッシュボーン独立懸架サスペンション、リアのリジッドアクスルを開発

高いオフロード走行性能
・登坂能力:適切な路面で最大100%
・前後アクスル間最低地上高:24.1cm(従来比+6mm)
・最大渡河水深:水中・泥中走行時70cm(従来比+10cm以上)
・安定傾斜角度:35°(従来比+7°)
・デパーチャーアングル:30°(従来比+1°)
・アプローチアングル:31°(従来比+1°)
・ランプブレークオーバーアングル:26°(従来比+1°)

ドライブモード
「コンフォート」、「スポーツ」、「エコ」、「インディビジュアル」、「Gモード」を選択でき、エンジンやトランスミッション、サスペンション、ステアリング、運転支援システムの特性が変更される

約170kg軽量化したボディ
高張力/超高張力スチールおよびアルミニウムによる新しい材料構成、ボディパーツ毎に最適な素材を採用することで約170kgの軽量化を達成。フェンダー、ボンネット、ドアはアルミニウム製
ねじる剛性は55%向上し、ノイズレベルも顕著に減少

新型9G-TRONICトランスミッション
従来の7速G-TRONICに比較してギアが+2段、重量は-1kg。エンジン回転数を低く抑えることでノイズと振動を減少させ、燃費も向上

新型ステアリング
従来のボール&ナット形式から電動機械式ラック&ピニオン式のステアリングへ変更し、ドライビングフィーリングを大幅に改良。オンロードでは快適またはスポーティな操舵感が確保される一方、未舗装の不整路では直接的で正確なフィードバックが得られる

エクステリア
エクステリア上の特長のひとつであるフラットなフロント/サイド/リアウィンドウは、リアウィンドウを除いてすべて微細な曲面を描いており、オフローダーとしての個性を継承しながらもエアロダイナミクスを向上。
一方、新デザインのフロントラジエターグリル、フロントバンパー、丸形のLEDヘッドライト/LEDリアコンビネーションランプを採用し、Gクラスの個性を色濃く残しながらも、最新のメルセデスデザインによって大幅にアップデート。
ボディサイズは、従来モデルと比べると、全長が4,817mm(+53mm)、全幅が1,931mm(+64mm)へと拡大

インテリア
新デザインのインストゥルメントパネルは、12.3インチの高精細ワイドディスプレイ2枚が1枚のガラスカバーの下で視覚的に融合したワイドスクリーンコクピット採用。
室内は「前席レッグルーム+38mm」「後席レッグルーム+150mm」「前席ショルダールーム+38mm」「後席ショルダールーム+27mm」「前席エルボールーム+68mm」拡大

安全運転支援システム
全モデルに標準装備の「レーダーセーフティパッケージ」をはじめとする安全運転支援システムは、ドライバーの疲れを最小限に抑える快適性が安全なドライブに貢献するという思想に基づき、安全性と快適性を高次元で融合させたもので、メルセデス・ベンツではこれを「インテリジェントドライブ」と総称

テレマティクスサービス「Mercedes me connect」を全モデルに標準装備
自動車が通信することにより利便性を向上する先進的なテレマティクスサービス「Mercedes me connect」は、「24時間緊急通報サービス」などを最長10年間無償でご提供する「安心安全サービス」、「リモートドアロック&アンロック」などを3年間無償でご提供する「快適サービス」、メルセデス・ベンツ 24時間コンシェルジュサービスを1年間無償でご提供する「おもてなしサービス」の3つのサービスカテゴリーから構成される



従来型Gクラスも継続販売

まず発表されたのはメルセデス・ベンツG550とメルセデスAMG G63。
G550は4リッターV8ツインターボ(422馬力/M176)、AMG G63には同じく4リッターV8ツインターボながらも585馬力を発生する「M177」を搭載。
価格はG550が15,620,000円、AMG G63が20,350,000円、と発表されています。

興味深いのは「従来型Gクラスも販売する」としていることで、これは日本独特の状況かもしれません。
欧州や北米においては新型Gクラスの販売に際して先代Gクラスはすでに受注停止/販売終了となっており、ただし「実用」としてのベースグレードのみをいくつかの国で販売する、としていますね。

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