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レンジローバー2019年モデルは「3ドア廃止」。販売の95%は5ドアが占めるもコンバーチブルは継続

2018/06/17

| レンジローバー・イヴォーク3ドアは販売終了 |

レンジローバー・イヴォークの3ドアが2019年モデルからついに販売終了。
これはレンジローバーのスポークスマンがAutocarに対して語ったもので、販売減少を理由に3ドアを廃版とし、そのラインアップを「5ドア」と「コンバーチブル」に絞るという決定を下したようですね。
なおレンジローバーは3ドアの販売台数がどれくらいなのか、コンバーチブルの販売台数がどれくらいなのか、そしてコンバーチブル投入によって販売攻勢がどう変わったのかについて言及しておらず、しかし「販売の95%は5ドア」と語っています。

イヴォーク・コンバーチブルは延命

なお、5ドアの廃止は当然としてもコンバーチブルが残るのはちょっと不思議。
コンバーチブルは販売される市場が限られ、かつ価格がかなり高いために「3ドアより販売は少ない」と思うのですが、「なぜ3ドアはなくなり、コンバーチブルは残るのか」ということですね。

これについて思うに、「3ドアは5ドアでもカバーできるが、コンバーチブルは3ドアでも5ドアでもカバーできない」からでは、と推測。
つまりイヴォーク・コンバーチブルのユーザーは「イヴォークだから」購入しているのではなく、「オープンSUVだから」購入している可能性が高いと思われ、3ドアイヴォークの購入者は「イヴォークの”3ドア”か”5ドア”かどちらかで迷った末に」3ドアを選択している可能性があるため。

よって、3ドア版イヴォークを廃止しても、そのぶんの顧客は5ドアに流れるだけでレンジローバーの販売は痛手を被らず、しかしイヴォーク・コンバーチブルがなくなるとその顧客は「ほかメーカーのオープンカーに流れる」、つまりレンジローバーの販売が減少する可能性も。

さらに現状でほか自動車メーカーが「オープンSUV」へと参入する可能性は低く、となるとレンジローバーは「唯一無二の」オープンSUVを(たとえ販売台数が少ないとしても)持っておくことの意義は高く、その観点からも「イヴォーク・コンバーチブルはステイ」となったのかもしれません。

レンジローバー・イヴォークはそろそろモデルチェンジの時期にさしかかっており、今年秋にも新型が発表されると言われていますが、プラットフォームは現行D8の発展型とされ、外観は「ヴェラール」風になるとも言われていますね。

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