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年間新車販売台数1723万台の米自動車市場に対し、ここ3年で最低でも1190万台の中古が流入。新車販売は壊滅的に?

2018/07/09

| ローン残高増加、リース明け、関税・・・。アメリカの自動車業界は見通しが暗そう |

アメリカの自動車業界が危ないとは昨年あたりから報じられていますが、2018年はそれが現実となる、と米調査期間「Wards Auto」が報道。
現在アメリカの自動車販売状況としては「SUVかトラックしか売れない」状態で、これは2015年辺りから顕著となっています。
よってフォードは「マスタングとほか一車種」を残して乗用車から(アメリカ市場で)撤退し、SUVとトラックに専念すると発表したほど。
ちなみに2017年のアメリカにおける自動車販売台数は1723万436台で、これはリーマンショック以降だとはじめての「前年割れ」。

今後アメリカの中古車市場は大荒れに?

そして今回問題として指摘されているのが「リース明けの車両が中古市場にどっと溢れ出てくる」。
2018年には390万台ほどのリース明け車両が出てくることになり、これが一気に中古市場へと流入するワケですが、2015年辺りからのSUV/トラックブームに乗って登録されたSUV/トラックがほとんどだとされていて、よって中古市場は「SUVだらけ」に。

加えて昨今の原油高で中古SUVの価格が下がっている状況なので、この「流入」によって中古SUVの相場はさらに下がる可能性が大。
ここでさらなる問題は「中古相場の下落」によってもたらされる新車販売の減少。
ただでさえ新車SUVが溢れている(各社ともSUVに注力しているので)状況であり過当競争となっている新車市場ですが、リース明けの「3年落ち」SUVが安く出てくると、「新車を買わずに中古SUVを購入する人」がたくさん出てくるのでは、ということですね。

実際にBMW X3の新車を購入しようとしていたところ、3年落ちのX5が同価格で出てくるとX5を選ぶ人が多いだろうということも予想でき(ぼくもそうする)、よって新車販売はかなりのダメージを受けることに。

さらに恐ろしいのは2018年に390万台が出てくるリース明け車両ですが、これに加えて2019年には410万台、2020年には390万台のリース明け車両が控えている、とうこと。
1年での新車販売台数1723万台に対し、3年で1190万台の中古車が市場に出てくるというのはそうとうなインパクトで(もちろんこれ以外にも中古車は出てくる)、調査会社ではこれを「津波」と表現。

さらにアメリカが欧州製自動車に関税をかけると必然的に欧州製の新車が売れなくなり、より中古車を選ぶ人が増える可能性もありそう。
これについては中古車業界にとっては「特需」とも言えるもので、高くなった新車価格につられて(さらに中古車人気の影響にて)中古相場も上昇する可能性があるかもしれません。

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