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次期レンジローバーはベンテイガ、カリナンに対抗して超高級化とのウワサ。さらに「ロードローバー」ブランドも展開?

2018/07/18

| レンジローバーはさらに高級路線へ、そしてエレクトリック化も |

次期レンジローバーは現行モデルに比べ、飛躍的な進化を遂げる、というウワサ。
新型レンジローバーの登場時期は2021年だと言われ、現行D7uプラットフォームのかわりに、新しく設計されるアルミニウム製の「モジュラー・ロンギチューディナル・アーキテクチャ=MLA」を使用すると報じられ、これは軽量化に貢献するほか、「モジュラー」という名称の通り、今後発売されるジャガー・ランドローバーの各モデルにも活用される、と報じられています。

ランドローバーもプラットフォームを集約

加えて、このMLAについてはガソリン/ディーゼルエンジンのほか、ハイブリッド、さらには「フルエレクトリックモデル」にも対応するとされ、かなりな汎用性を秘めていると言えそう。

現在各社ともプラットフォームの数を減少(統一)しており、BMWは将来的に「ガソリンエンジンだろうがエレクトリックだろうが、プラットフォームは一つになる」とまで言及していますね。

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興味深いことに一新されるのはプラットフォームだけではなく、エンジンも同様。
現行の3リッターV6ディーゼル、3リッターガソリンV8、4.4リッターV8ディーゼル、5リッターV8(スーパーチャージド)はすべて廃版となり、今後はインジェニウム直6+48Vマイルドハイブリッドが中心になる、とされています。

rangerover evoque velar

スタイル的には「どこからどう見てもレンジローバー」という”らしさ”を残す一方で現代的なデザインも盛り込まれるとされ、インテリアのデザインも現代の方向性を継承しつつ、より先進的なインターフェースが与えられるようですね。

加えて現在はベントレー・ベンテイガ、ロールスロイス・カリナンといったレンジローバーよりも「上」のモデルが存在し、さらにBMWはX7、アウディもQ8を投入するといった状況において、新型レンジローバーはその地位を確保すべく、より高級路線を歩む、とも報じられます。
ただ、そうなったとしても「レンジローバースポーツ」「ヴェラール」といった存在もあり、むしろそれらとの差別化という点でも上級移行を行うべきなのかもしれませんね。

ランドローバーはさらなる新型車の計画も

なお、レンジローバーとは別にランドローバーは2020年までに新型車を登場させるとしており、そのうち一つは「ブランニューモデル(となるともうひとつはディフェンダー?)」。

以前にランドローバーは「高級車(サルーン)ブランド」を別に展開したいと考えていると報じられ、レンジローバーもしくはランドローバーのサブブランドとして「ロードローバー」の名で展開される、とも。
今回出てきたウワサでは「アウディA4オールロード」「ボルボS90」をターゲットとしたモデルだとされ、ややアクティブな雰囲気のサルーン(もしくはワゴン)なのかもしれません。

加えてこのモデルは「2モーター」を持つエレクトリックモデルだと見られていて、4WDと480キロ以上の航続可能距離を持つ可能性があるようですね。
要はジャガーI-PACEのレンジローバー版と言っても良さそうですが、「もっとも高価なレンジローバー」になるのでは、とも予想されています。

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