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なんとABTがアウディRS6をハイブリッド化。「エレクトリックブースト」で1000馬力に

2018/07/06

| なんとABTがアウディRS6をエレクトリック化 |

フォルクスワーゲンやアウディのチューン/カスタムで知られるABTが、最新チューンドカー「アウディRS6-E」を公開。
その名称でもわかるとおり「エレクトリック化」されたRS6アバントですが、トランスミッションにエレクトリックモーターを組み込んであるようですね。
なお、いちチューナーにとって「エレクトリック化」はかなりハードルが高いように思えるものの、ABTはアウディと組んでフォーミュラEに参戦していた経験があり(このチームがそのままアウディのワークスに?)、エレクトリック化においては他よりも抜きんでている、と考えて良さそう。

パフォーマンスはスーパーカー並みに向上

アウディRS6自体が相当に速いクルマで、これをABTがエレクトリック化することによって「とんでもない」速さを持ちうることは容易に想像でき、実際のところ「RS6-E」の出力は1004馬力。
ブガッティ・ヴェイロンにも比肩しうる馬力を持っているということになりますが、ABTは実車公開前のプロモーション動画においてはこんな感じで「RS6-Eに乗ったらこうなる」という動画を公開しています。

よって、「0-100キロ加速は2秒前半くらいか」と考えていたものの、発表されたスペックは「3.3秒」。
ABTがチューンした「ガソリンエンジンのみ」のRS6より0.4秒速いといえども常識の範囲内に収まっており、正直なところ「もっとブッチギリの速さが欲しかった」という気持ちも。※「3.2秒」はランボルギーニ・ウラカンと同じなので十分に速いものの、1000馬力となるとそれ以上を期待してしまう
ただし最高時速はノーマルの250キロ(リミッター作動)から一気に320キロまで向上していて、これは文字通りスーパーカーの領域ですね。

外装についてはフロントリップ、サイドスカート、リアスポイラーなどを含む「ABTエアロパッケージ」を装着してアグレッシブな印象となっています。
ホイールは21インチ、車高はH&R製ダウンサスによって落とされている、とのこと。

なお、ステアリングホイールには「エレクトリックブースト」ボタンが装着されており、これを押すことで280馬力ほどの「エクストラパワー」が得られるそうですが、この280馬力は「モーターのみ」によってもたらされるもので、かなりのモリモリ感があるのではと思われます(それを考えると、もっと速くてもいい)

それでは動画を見てみよう

こちらがABTアウディRS6-Eを様々な角度から紹介する動画、「1.000 HP ABT RS6-E Concept | ABT Sportsline」。

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