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日産が今度は排ガス検査不正に燃費偽装。GT-R、フェアレディZやノートも対象

2018/07/10

| 日産が排ガスの不適切計測や、燃費数値を改ざんしていたと公表 |

日産が排ガス検査において「不正」があったと公表(日産からのプレスリリースはこちら)。
2017年9月には完成検査にかかわる不適切な行為があり、生産や納車が一時ストップするほどの影響が出ていますが、今回また別の問題が出てきた、ということに。
今回の「排出ガス・燃費測定試験における不適切」な行為というのは「排ガス・燃費測定試験の方法が不適切」「測定値を偽装」ということで、フォルクスワーゲングループのような「検査を感知すると、パワーダウンして排ガスがクリーンになる」プログラムを仕込んだのとは別の方法のようですね。

不正は主要車種、GT-Rにも

なお、この「不適切行為」があったのは「日産自動車九州以外の国内全車両製造工場」。
ただし本件を把握したのちには「GT-Rを除き、その他すべての車種において、保安基準の適合性に加え、型式としての排出ガスの平均値が諸元値を担保できていることを確認」し、「燃費についても同様に再検証し、すべての抜取検査対象車種が、燃費の諸元値を担保できていることを確認」しており、カタログ値の数値には変更はない、と発表しています。

今回の不適切行為が発覚したのは「自主検査過程」だとしているものの、実際は内部による通報の可能性が大きそう。
こういった「不正行為の発覚」は基本的に内部からの告発や、競合他社によるタレコミが原因のほとんどを占めているそうですが、経産省には「タレコミ専用フォーム」も設けられており、近年は内部通報が増加しているものと思われます。

なお、対象工場や車種、不正が判明している期間は下記の通り。
まだまだ増える可能性もありそうですが、なんだかんだ言って消費者は「あまり気にしないんじゃないか」とも思います。
実際のところ以前の検査不正についても市場は日産に対してとくに悪い感情を持っていなかったようで、生産が再開されたのちは以前と同じように、もしくはそれ以前よりも多い台数が登録されているので、実際は「誰も問題視していなかった」のでしょうね。

ただ、倫理上の理由にて前回同様に生産や登録をストップする可能性もあり、せっかく「48年ぶりに」首位を取った国内販売もこれでちょっと勢いが削がれる可能性もありそうです。

対象工場:栃木工場
対象車種:R35(GT-R)、Z34(フェアレディ Z)、HV37・YV37(スカイライン)、HGY51(シーマ)、K/NY51・Y51・HY51(フーガ)
判明期間:2013/4/5~2018/6/5
対象工場:追浜工場
対象車種:E12・HE12、NE12(ノート)、F15・NF15・YF15(ジューク)、Z12(キューブ)、B17(シルフィ)、K13・NK13(マーチ)
判明期間:2017/1/7~2018/6/19
対象工場:日産車体湘南工場
対象車種:M20(N200 バネット、NV200)、VM20・VNM20(NV200 バネット)、Y12(ウイングロード)、VY12・VZNY12(NV150 AD)
判明期間:2015/1/10~2018/5/22

対象工場:日産車体九州
対象車種:E52(エルグランド)、E26(NV350 キャラバン)
判明期間:2017/4/5~2018/6/18



やはりフォルクスワーゲンが貧乏くじを引いた?

こういった不正事件の「第1発目」はフォルクスワーゲンですが、フォルクスワーゲンの「ディーゼル不正事件」については、日本に正規でディーゼルモデルが入っていないのに消費者が過剰反応を示して「大打撃」。
これはおそらく「初めての不正事件」だったので衝撃的だったのだと思われますが、その後のスバルや日産での検査不正については「慣れ」たのか、消費者はほぼスルー。
メディアはここぞとばかりに鬼の首を取ったかのように(マスコミは正義を振りかざすので、不正許すまじという雰囲気がある)報じたものの、全くニュースに消費者が反応しなかったためか、そのうち報道されないようになっていますね。

なお、当時スバルはこの事態を重く見たのかTVCMも中止し、社長も交代。
一方の日産はTVCMやキャンペーンも継続し、当時はカルロス・ゴーンCEOも交代の意思を示さずに続投していますが、その後にゴーン氏は退任を決めるなど翻意しており、これはその後出てくるであろう問題に対して「敵前逃亡」したのでは、とも言われています。

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