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ウイリアムズ製、500馬力の空冷エンジン搭載!芸術品のようなジンガー・ポルシェ911”DLS”がついに公開

| ついにウイリアムズ製エンジンを搭載したポルシェ911が完成 |

ポルシェ911のレストア&カスタムで有名なジンガー(Singer)ビークル・デザインがついに「911DLS(Dynamics and Lightweighting Study)」の実車を公開。
ジンガーは主に964世代のポルシェを930世代、もしくは911世代風のルックスに「戻す」カスタムを行うと同時に、独自の解釈にて美しい意匠やハイパワーエンジンを組み込むことで知られます。
その技術は比類なく、「どれだけ待っても「いくら払っても」欲しいという人が続出。

そのジンガーですが、昨年にウイリアムズ・アドバンスド・エンジニアリング、そしてポルシェにてエンジンを設計してきたハンス・メツガー氏とのコラボレーションにて、エンジンを「最初から設計し直した」のが”911DLS”。

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これはもともと、ジンガーの顧客でもあるスコット・ブラットナー氏(すでに3台もジンガー・ポルシェを保有している)が自身の1990年製ポルシェ911(964世代)をジンガーへと持ち込み、「別次元のパフォーマンスを持つクルマに仕上げて欲しい」と依頼しことが始まり。

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この911DLSは二台が製造されたとのことですが、画像の個体のボディカラーは「パララックス・ホワイト」にノーフォークイエローのインテリア。
もう一台は(グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード会場の)ミシュランブースに展示されていて、そちらは「アタックレッド」にブラックインテリア(ジンガーはよくミシュランとともに展示を行なっている)。

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この「ジンガー・ポルシェ911DLSの」一番の特徴はウイリアムズとハンス・メツガー氏とによって設計・製造された空冷4リッターフラットシックスエンジンで、これはレブリミット9000回転、最高出力500馬力という驚くべきスペックを発揮(997世代のGT系まで、メツガー氏設計のエンジンが使用されている)。
このエンジンは気筒あたり4つのチタン製バルブ/コンロッド、2つのオーバーヘッドカムを備え、各部の素材にはマグネシウムなど軽量素材を使用。
F1同様に上下にインジェクターを備える、とされています。

ボディはCFD解析(computational fluid dynamics=流体力学みたいなもの?)に基づいて再設計され、リフトを抑えてクーリングを最適化するためのデザインが採用されている、とのこと。

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エンジンは芸術的。
エキゾーストシステムはチタン製だとされていますが、パイプが太く、テールエンドを見るに「二重構造」となっているのかもしれません。

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吸気はサイドからの「ラムエアーシステム」も活用。

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こういった、細部にまで配慮したアーティスティックな造形はジンガーならでは。
他にも多数のクラシック911チューナーが存在しますが、ジンガーが突出しているひっとつの理由でもありますね。

なお、ルーフから流れるエアーと、リアの(911カレラ 2.7 RS風の)ダックテールスポイラーとは「セット」で考えられ、ダウンフォースを最大化する、とのこと。

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テールランプは「丸」。
マフラーエンドとデザインがシンクロしているように見えますね。

リアには大きく「PORSCHE」のロゴがありますが、これはポルシェとちょっとモメたことが原因なのかもしれません(ジンガーのクルマはポルシェをベースとしていて、ジンガー独自の設計によるものではなく、よって”ジンガー”をメーカー名のように押し出すなという申し入れがポルシェよりあった。つまりルーフとは異なりジンガーはあくまでも”ポルシェのチューンドカー扱い”にしろ、ということに)。

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横から見ると、フロントとリアのエアロデバイスをもってダウンフォース獲得を狙っていることがわかります。
なお、リアフェンダー上(ドアハンドルの後ろ)にある丸い物体の働きは不明。

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ジンガー・ポルシェ911”DLS”のインテリアはこうなっている

911DLSの室内はまさに芸術的。
メーターも高級器械式腕時計のような、立体的なインデックスが採用されています。

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シートはレカロ製。
かなり独特な形状で、シェルはカーボン製。

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ステライングホイールはMOMO製で、往年のデザインを反映させているものの、現代風にカーボンファイバーが使用されて立体的に。
ピラー内張り、ダッシュボード、センタートンネルなどあらゆる部分がカーボン製。
シフトノブもカーボン製ですが、側面のアルミが「現代ポルシェ」っぽい感じですね。

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機構むき出しのシフトレバー。
サイドシルもカーボン製のようです。
シートやダッシュボード、ドア内張り、ロールケージのカラーやデザインが統一されており、非常にオシャレ。

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