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クルマを高く売るにはどうすればいい?下取り?買取店?個人売買?それぞれの利点を考えよう

投稿日:2018/07/29 更新日:

| クルマを高く売るにはそうすればいい? |

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さて、先日アウディTTを売却したわけですが、今回は「クルマを売る方法」について述べてみたいと思います。
個人オーナーにとってクルマを売る方法としては、主に「ディーラーでの下取り」「買取店での売却」「個人売買」が挙げられると思いますが、どれがいいの?と聞かれても”それぞれに一長一短あり”、一概にどれがベストとは言えないのが現状。
ここで、それぞれのメリットやデメリットを見てゆきたいと思います。

ディーラーでの下取りは不利?有利?

まずディーラーでの下取り。
これについては「いい場合」と「そうでない場合」がもちろんあります。

同ブランド間での乗り換えは有利

まず「いい場合」ですが、同じブランド(メーカー)のクルマへと乗り換える場合はさすがに「有利」。
たとえば「マツダ地獄」、つまりマツダのクルマはマツダディーラーでしか高く下取りしてくれないので、マツダに一回乗ると次もマツダに乗り換えざるを得ないというアレですが、同ブランド間の乗り継ぎだと比較的高値で買い取ってくれる場合も。

これにはいくつか理由があり、まず同ブランドのクルマだと、買い取った後に自社の持つ中古車販売網で売れる、ということ。
中古車の「取引相場」というのは車種やグレードごとに決まっていて、業者間での取引はそれに基づいて行われます。
中古車販売店の利益は店頭販売価格-仕入れ価格となり、その仕入れ価格が取引相場ということになるので、「店頭販売価格を上げることができない以上」、仕入れ価格を抑えるしか利益を増やす方法がないわけですね。

よって基準となる取引価格を超えて取引する場合は「買い手がついている」場合や「高く売る自信がある」場合、が主ですが、それらを除くとまず「相場の範囲内」で取引されることに。

ですが、自社の駐車販売店でその下取り車を売る場合は「中古車を売って得る利益」のほか、「新車を売って得られる利益」もあるので、これらを平準化すると「相場よりも高く下取りしてもいい」という判断になります。

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同様の理由で「新車値引きを下取り車に反映」させるケースもありますが、これは(メーカーによっては)値引き額をメーカー本社から監視されている場合があり、注文書に「値引」を大きく記載できないケースがあるため。
そういった場合、たとえば「新車販売で30万円値引きする場合、本社から10万円しか許可されていない」とすると、差額の20万円を下取り車の買取価格にプラスすることに。
よって、ディーラーによっては「下取り車あり」のほうが喜ばれることもありますね。

異なるブランド間での乗り換えでも高く売れる場合がある

なお、これは「同ブランド」だけではなく、「販売店の親会社がどれだけのブランドを扱っているか」と拡大して考えることも可能。
たとえばGライオングループは「BMW」「アウディ」「クライスラー」「フェラーリ」「ランボルギーニ」などの輸入車、そして国産車だと「スズキ」「日産」「三菱」の正規ディーラーを運営しています。

自動車ディーラーの中には「自動車メーカー直営」もありますが、多くは「他の企業が正規代理店契約を結んでディーラーを経営」していることになり、つまりGライオンのようなケース、ということですね。
よって、たとえばBMWから乗り換えようとGライオンの経営するアウディの正規ディーラーへ行き、BMWを下取りに入れたとしても、その下取りしたBMWはGライオンの持つ「BMW中古車販売網」で売れるということに。

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逆に、これが「アウディしか持たない」企業を経営母体に持つアウディ正規ディーラーへとBMWで行って、アウディに買い替えた場合、そのディーラーは(自社で中古車を小売する方法がなければ)下取りしたBMWを中古車販売業者へとそのまま転売せざるをえず、そうなると「中古車の取引相場」以上では中古車販売業者が買ってくれないので、「下取り価格を上げづらい」ということになります(下取り価格を上げるということは、そのままダイレクトに新車販売の収益を削るということになる。仮に中古車を小売=店頭販売できればそのぶんの損失をカバーできるが、この場合はそれができない)。

ほか、ディーラーでの下取りが有利な例としては、「メーカー(もしくはインポーター)」が各ディーラーに対して下取り費用の補助を出す場合。
たとえば「BMWジャパンが、どうしても販売を確保せねばならない」状況に陥ったとき、BMWジャパンが各ディーラーに通達を出して「アウディとメルセデス・ベンツに乗っている客には下取り額を上乗せしてもいい。どうしても取ってこい」と指示を出す場合も。
一時的にここで支出は増えますが、いったんBMWに乗ってくれれば次もまたBMWへと乗り換えてくれる場合もあって、長期的視点にたった戦略とも言えますね。
これは非常に特殊な例ですが、こんな感じで「競合車に乗っている場合はむしろ高く買い取ってくれる」事例も。

買取店でクルマを売るのは?

最近は一般的になってきた、買取店でのクルマの売却。
ぼくもよく利用する方法ですが、主に「一括査定」が便利です。
現在だと一括査定に参加している買取業者は100~150ほどあって、一括査定に申し込むと一斉にそれらから電話が(申し込んだ直後に)かかってきます。

自社で販売網を持つ大手中古車買取店がやはり強い

このときに何も情報が無いと話を進めるのが難しく、相手に主導権を握られてしまうので、買い替えを検討している場合は先に(新しくクルマを購入する)ディーラーにて、おおよその下取り額を聞いておくと良い、と思います。
そしてその下取り額に何十万円かプラスした額を「希望(その金額以上じゃないと売らない)」として伝え、その額に満たない買取業者は断る、という方法がベターだと考えています(そのほうが買取業者に無駄な手間をかけさせてしまうこともない)。

そして残った買取業者を同一日時に指定して呼び寄せ、その場で「オークション」を開催することになりますが、これは実際のところもっとも効率的で、買取業者にとっても手間のかからない方法。
一番高い値段をつけたところが買い取り権を得ることになり、勝敗が明白なので「無駄な交渉(価格をなかなか出さずに、こちらから価格を言わせようとする)」も一切ナシ。

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買った方も負けた方も納得の方法で、むしろ買取業者のほうがこれを望むケースが多いようですね。

なお、買取店といってもけっこうその業態には差異があり、たとえばガリバーやカーチス、ビッグモーターは買い取ったクルマを自社で販売。
そのため「目玉になるクルマであれば」多少相場より高くても無理して買い取ることもあり、経験上「直販店を持つ大型中古車買取業者は強い」と考えています。

嗜好性の強いクルマだと大手が逆に弱いケースも

反面、自社で販売ルートを持たない中古車買取業者であっても「買取額が低い」かといえばそうでもなく、たとえば自社と取引のある「フェラーリ(中古)専門店」「ポルシェ(中古)専門店」などから買い付けの依頼を受けている場合も。
つまりフェラーリ専門店やポルシェ専門店は「こういった仕様のクルマを探している客がいる」ということを情報として持っており、それに該当する仕様のクルマを探してくれるように中古車買取業者に依頼する場合がある、ということですね。

たとえばぼくが、ポルシェの中古車販売専門店に「外装マイアミブルー、トップがネイビーの718ボクスターを探してくれる?750万円まで出すから」と伝えていたとすると、そのポルシェ中古車販売専門店はそれに見合ったクルマを探すよう、つきあいのあるところに声をかける、といった具合です。

こういった「特殊な」仕様のクルマだと大手買取店は買い取りをためらうケースがあり、というのも高額なクルマや輸入車はメンテナンスなどを考慮して(消費者が)専門性の高い中古車店、メーカーの認定中古車を購入するケースも多いため(価格よりも信用・安全を重視する)。
よって大手の中古車買取業者はいかに自社の販売網を持つといえども「自社の客層と買い取るクルマとがマッチせず」あまりいい額を出さないこともあります(長期在庫になる可能性を考慮し、そのぶんを減額)。

一括査定はとにかく「電話がかかってくるのが嫌」という人も多いのですが、その場合は備考欄に「電話ではなくメールで連絡して」と記入したりと対策を講じることができ(それでも電話がかかってくるのですが、そういった備考を無視するところは即座に断る)、とにかく「一般人が一般的なクルマを高く売る」のには最適な方法だと考えています(それでもディーラーに下取り額を確認するのは忘れずに)。

個人売買だと高く売れる?

意外とぼくが利用するのが個人売買。
知っている人に売る場合も多く(購入した途端に”売るときは声かけて”と言ってくれる人も)、それ以外だと「ヤフオク!」に出品する場合がほとんど。

実際に出品すると個人の入札は意外と少なく、業者による入札が多いので、これも結果的に「けっこうな高値」になる場合も(今までにヤフオク!で9台売った)。

注意事項としては、個人売買の場合だと支払いや名義変更、引き渡しに手間が生じ、つまり「分割にしてくれ」とゴネられたり、名義変更をしてくれなかったり(税金の請求がこちらに来る)、陸送を手配したりといったことですが、これらを防止するためには出品時の記載をちゃんと行い(デポジットを取って名義変更後に返金するなど)、契約書を作ることも必要(ネット上でダウンロードできる)。

個人売買での車両売却は手間がかかるものの、バイクだとかなり高くで売れるケースがあり、売却する対象によっては「手間をかけてでも」チャレンジする価値はあると考えています。

クルマを売るのに手間を惜しんではならない

以上がぼくの考える「クルマを高く売る方法」ですが、いつも思うのは「高く売るのに手間を惜しんではならない」ということ。
ちょっとした手間をかければずっと高く売れる可能性があり、そこにはコストをかけてもいい、と考えています。

結局のところ「乗っているクルマのブランドや性質、新しく購入するディーラー」によって最適な選択は全く変わってくるということになるものの、とりあえず新しくクルマを購入するディーラーに「どこで売るのが一番高くうれますか?」と正直に聞くのが良さそう。

買い取りが苦手なディーラーであれば買取店を紹介してくれることもあり、下取り車を自社で販売したいディーラーであれば「ぜひウチで買い取らせて下さい」と言ってくるでしょうし、下取り車に値引きを転嫁させることができるのであれば「実はですね・・・」という話があるかもしれません。

さらに「安くクルマを買う」ということであれば、メーカーからの対策費が出る時期や「値引き解禁」となる時期を選んだり、キャンペーン時期を狙うと吉。
このあたりはディーラーに「いつだと一番安く買えるの?」と聞いておき、「いい条件が出る時期で、こういった仕様の、こういったクルマがあれば連絡をくれる?」と頼んでおけば、いい時期にいい話を持ってきてくれる、ということがけっこうあります(ぼくがイキナリ車を購入することがあるのはこのパターン)。

 

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