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メルセデスAMGは「プロジェクト・ワン」の転売対策に苦慮。どうやってこれを防ぐ?

2018/08/08

| どうやって防ぐ?メルセデスAMGプロジェクト・ワンの転売 |

メルセデスAMGの発売するハイパーカー「プロジェクト・ワン」について、メルセデス・ベンツがその転売を禁じる対策を講じている、との報道。
具体的な対策については不明ではあるものの、おそらくは契約書に「転売禁止」条項を盛り込む程度が限界かもしれません。
現在、こういった限定スーパーカーや限定ハイパーカーの価格は「天井知らず」で、とくにフェラーリではその傾向が顕著。

すでに生産枠は1台分が転売に

各社ともこの転売対策については苦慮しており、最近だとフォードGTの転売が問題となっています。
フォードは「GT」を販売する際に「3年は転売禁止」という項目を契約書に盛り込んでいるようですが、これを無視して転売した人気プロレスラー、ジョン・シナ氏がフォードから訴えられる羽目に。
結局のところ「売却益をチャリティに寄付」ということで一件落着。

アストンマーティンもヴァルキリーについては神経質になっており、「転売した人は次の限定モデルを手に入れることはできないと思え」とコメントしているものの、転売対策については不明です。

ランボルギーニ、フェラーリについても同様に超限定モデルを発売しているものの、これらについては慎重に顧客を選んでいるためか、ほとんど転売は出てこないようです(購入者のブランドに対するロイヤルティも高い)。
たとえばラ・フェラーリ・アペルタ、ランボルギーニ・チェンテナリオといったモデルで転売が報じられたのはそれぞれ1件程度。

なお、転売を防止するために「ローンでしか販売しない」メーカーもあるようで、そうするとローンを払い終えるまでの所有権はディーラー(もしくはメーカー)に帰属することになり、転売しようにもできない、ということになりますね。

話をメルセデスAMGプロジェクト・ワンに戻すと、昨年末に「生産枠(まだ実車は製造されていないので)」を新車価格の倍以上、6億円程度で転売を試みようとしたケースも(ヴァルキリーも同じような例があった)。

メーカーにとっては転売されようがされまいが直接の「利益」としての損失はないものの、「あのメーカーのクルマはすぐに転売される」というのはイメージ的に大幅ダウン。
もちろん、「すぐに売られるクルマを作るメーカー」というよりは「買った人が手放そうとしないクルマを作るメーカー」だと認識されたほうが世間的には好ましく、ここがメーカーの気にするところなのでしょうね。

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