>ホンダ/アキュラ(HONDA/ACURA)

当時のフェラーリよりも低いボンネット。ホンダ・プレリュード(1991-1993)

2013/11/29

| そのボンネットは「フェラーリよりも低い」 |

ぼくはスーパーカーブーム世代なのでスーパーカーが大好きです。
そんなあこがれもあってか、スタイル的にイケてるホンダ・プレリュードを選びました。

当時はスポーティークーペ、スペシャルティカーというのが最人気だった時代で、各社こぞって投入していたという時代背景があります。
プレリュードについてはホンダの戦略車とも言えるもので、このBA型については「(当時の)フェラーリよりも低いボンネット」というのがウリのひとつでしたね。
後に発表されるNSXもフェラーリを強く意識していたので、この時代のホンダはフェラーリに対してなんらかの感情を持っていたと思われます。

ただ、「単なる真似」ではなくいろいろな技術を盛り込んだのがホンダらしいところで(新しく発表されたアキュラNSX。もそうですが)、世界でも類を見ない「四輪操舵(4WS)」が装備された初のホンダ車でもあります。
kono4WSは機械式で、低速と高速では位相を変化させることが出来なかった(ポルシェの4WSは低速と高速では逆に動く)と記憶しています。

なお、ぼくが購入したグレードは「XX」で、四輪操舵が装備されるのは「Si」から。
Siが欲しかったのですが、金銭的に届かず、そして中古で安い個体を探しての購入でした。
なお、購入価格は100万円で、おそらく事故車でしたね。
ちなみに70万円で売却しているので、悪い買い物ではなかったと思います。

そしてクーペながらも意外と荷物が載り、洗濯機を運んだりと大活躍。
ホイールは今となっては驚愕の13インチ、エンジン出力も110馬力と見るものはありませんが、ぼくにとっては心に残る一台です。

ちなみに当時の車は時速100キロを超えると「お知らせ」が鳴るようにできており、通称「キンコン」と言われますが、ホンダの場合は「ピーピー」という電子音でした。

ほぼ改造らしい改造はせず、リトラクタブル・ヘッドライトのハウジングをボディ同色に塗る程度でしたね。
ただ、これが意外と難しく(黒い樹脂の上に鮮やかな赤を再現することが)、脱脂や下地処理の重要さ、サフェーサーの影響など塗装について学ぶことになりました。

ぼくは1/43サイズにて自分の所有してきた車のモデルカーを集めるようにしていますが、このBAプレリュード(赤)だけは見つけることが出来ず、今でも探しています。

過去に乗っていた車の関連記事一覧

運動性もデザイン性も期待以上だった。ポルシェ981ボクスター(2013-2015)

初ランボルギーニ。乗ると人生が変わるガヤルドLP560-4(2009-2014)

何もかもがジェントル。レンジローバー・イヴォーク(2012-2013)

素晴らしい車だが印象と存在感が薄い、アウディTT(2010-2011)

スタイル抜群。しかし知名度は低いVWシロッコ(2009-2010)

2番めに所有期間の長かった、ミニクーパーS(R56、2006-2009)

自分には過ぎた車だった?ポルシェ911カレラ(タイプ997、2005-2008)

珍車中の珍車。また買いたいと思わせるホンダ・エレメント(2004-2005)

ポロかルポGTIを狙うべきだった。妥協して購入したVWルポ(2003-2004)

まるでプラモデル。何もないのに楽しかった日産パオ(~2003)

自分の原点。ポルシェ・ボクスターS(タイプ986、2002-2005)

欧州車に目覚めるきっかけ。BMW Z3ロードスター(1999-2002)

色々試し、学んだ車。日産フェアレディZ(Z32、1995-1999)

2台目のプレリュード。大きく進化したBA型(1993-1994)

当時のフェラーリよりも低いボンネット。ホンダ・プレリュード(1991-1993)

最新記事はこちらから

本投稿は情報が古い場合があります。

最新の記事・情報は以下の「カテゴリー」よりご覧ください。

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

->ホンダ/アキュラ(HONDA/ACURA)
-,