| 新型レンジローバー・イヴォークはやはり「ヴェラール」似? |
新型レンジローバー・イヴォークと見られるプロトタイプが目撃に。
これを見るとヘッドライトやフロントバンパーの段差がほぼなく「ツライチ」となっていることがわかります。
なお「ツライチ」なレンジローバーといえば「ヴェラール」で、新型イヴォークは、数々の賞を受賞し非常に評価の高いヴェラールのデザインイメージを取り入れるのでは、と言われていますね。
新型イヴォークのプラットフォームは刷新の予定
なお「ヴェラール」はラテン語で”隠す”という意味の言葉が語源だとされていますが、実際にドアハンドルを隠したり、と色々なものを隠しています。
そして最近見てきた新型ベントレー・コンチネンタルGTも”ローテーション・ディスプレイ”を採用してモニターを隠したり、とにかくイギリス人は「隠す」のが好きなようですね。
新型レンジローバー・イヴォークに話を戻すと、ちょっと前までプラットフォームは現行D8を継続するほか、多くをキャリーオーバーすると見られていたものの、最近の投資家向けのカンファレンスにおいて「プラットフォームが一新」されることが判明。
こういった感じでガソリンエンジン、PHEV、BEV(バッテリーEV)へと変幻自在な「MLA」プラットフォームを使用するとされ、つまり新型イヴォークは様々なパワートレーンが採用される可能性がある、と考えられます。
そのほか新型レンジローバー・イヴォークについてはアクティブサス装備という話もあり、となると価格帯もぐっと上がる可能性も。
さらにはFRベースの駆動方式を採用するというウワサもあって、とにかく何が真実なのかは発表を待つしかなさそうですね。
レンジローバー・ヴェラールはとことんツライチ
ちなみにヴェラールというと、こんな感じで「何もかもがツライチ」。
これは思ったよりも実現するのが難しいらしく、異なる素材をこれだけツライチに、そして隙間なく組み上げるのは相当な困難を伴うようですね。
正直いうと機能的な観点で言えば「ツライチである必要性」はまったくなく、しかしこのツライチを実現したのはデザイナーであるジェリー・マクガバン氏の「こだわり」。
しかしそのこだわりがイヴォークやヴェラールを実現させ、その人気化によってランドローバーの業績を回復させたので、現代においては「機能」よりも「デザイン」の重要性のほうがずっと高い、ということもわかりますね。
VIA:CARSCOOPS