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新型ポルシェ911(992)の試乗会開催!「全車ワイドボディ」「カレラSは前後異径ホイール」「8速PDK」など大きく変更に

| 新型ポルシェ911(992)はまさかの装備がいっぱいだった |

ポルシェが新型911(992)発表に先駆け、ジャーナリスト向けに試乗会を開催した模様。
発表はロサンゼルス・オートショーだとされ、試乗会の場もやはり同じ西海岸(カリフォルニア)であったようですね。

試乗会に新型911とともに現れたのはポルシェの911/718シリーズ、つまりスポーツモデル部門を担当する面々で、部門の副管理者であるAugust Achleitner氏(ミスター911と呼ばれているらしい)、プロダクトマネージャーのAndreas Pröbstle氏、開発チームリーダーのAlex Ernst氏ら。
こういったポルシェの各担当者から新型911についての紹介があり、今回その一部が紹介されています(追って動画なども公開されると思われる)。

試乗の内容、説明された仕様は下記の通り

ここで早速記事にあるインプレッションやポルシェからの説明を見てみましょう。
ざっとまとめると下記のとおりですが、特記すべき事項については別途記載しています。

・試乗イベントに登場したのは4台のカレラS
・駆動方式はRR、4WD混在
・3台はPDK、1台は7速マニュアル・トランスミッション
・通常シャシー、スポーツシャシー(オプション、10ミリ車高が低くなる)も混在
・発売当初はPDKのみで、マニュアル・トランスミッションは後に追加
・オプションで後輪操舵を選択可能
・全車ワイドボディ
・911カレラで385馬力、911カレラSで450馬力、ターボは650馬力(暫定)
・スポーツクロノはオプション
・PCCBのほか、新ブレーキ”PSCB”もオプション設定
・レッドゾーンは7,400回転から

2020-porsche-911-carrera-s-prototype

なお、PDKについてはパナメーラに採用されている8速ではあるものの、レイアウト等を変更した「新設計」。
これまでの7速PDKを使用しない理由としては、モデルライフ後期に用意されるであろう「プラグインハイブリッド」を想定したため、とのこと。
ポルシェはすでに992世代のフェイスリフトモデルにてPHEVを設定するということを明かしていますが、今回「ミスター911」ことAugust Achleitner氏は「まだまだ我々の納得できる、そして911に相応しいレベルにバッテリー技術が達していない」と語っています。ただ、プラットフォームにもあらかじめ「バッテリーを収めるスペース」を設けるなど、PHEV登場は間違いのない事実だと言えそう。

そしてこのトランスミッションですが、現行の7速PDKに比較すると22キロ重く、よってポルシェはこの重量増加を吸収すべく、ボディに使用するアルミニウムの容積を拡大し、「軽量化に成功」したとも語っています。

2020-porsche-911-carrera-s-prototype (5)

992世代の911は全車ワイドボディに

なお、驚くのは992世代の911には「ナローボディは存在せず、全車ワイドボディになる」とのこと。
これまでワイドボディを採用する911は「4WD系」「GT系」でしたが、992では後輪駆動のカレラやカレラSもワイドボディ化される、ということに。

992の全幅は現行の911GTS、そしてGT3と同じだとされ、フロントトレッドも40ミリ拡大。
そしてカレラSでは前後異径ホイールを装着し、フロントは20インチ(245/35ZR20)、リアは21インチ(305/30ZR21)へ。
これによってターンイン時の挙動が改善しトラクション性能も向上したとされ、911の「リアエンジン」というレイアウトを更に活かした走りが可能となっているようですね。

2020-porsche-911-carrera-s-prototype (1)

エンジンは現行同様に3リッターターボ(フラットシックス)ですが、これまでにないほどクリーンで燃費に優れるとしており、もちろんパワーも向上。
インテークシステムが刷新され、クーリングシステム、ターボチャージャーも新しくなり、エキゾーストシステム、インジェクションも一新されることでレスポンスも著しく鋭くなっている、とのこと。

スペックについては「暫定」ですが、911カレラSで450馬力(現行は420馬力)、0-100キロ加速は4秒。
911カレラだと385馬力(現行は370馬力)、と紹介があったようです。

2020-porsche-911-carrera-s-prototype (4)

なお、欧州では規制の関係でサウンドがおとなしくなるものの、北米仕様だとまだ規制がゆるく、ポルシェいわく「北米仕様のほうがすっと音がいい」。
ただし日本仕様はどうなるのか不明で、しかし願わくば北米仕様を入れてほしいところでもあります。

新型ポルシェ911は安全装備も充実

そのほか安全装備も充実が図られ、レーンキーピングアシスト、レーンデパーチャーワーニングが装備されるほか、ナイトビジョンもオプション設定。

2020-porsche-911-carrera-s-prototype (3)

新しい機能としては「ウェット・ディテクター・システム」で、これはドライビングモード「ウェット」と連動し、センサーが「路面がウェット」と検知するとスタビリティコントロールを「滑りやすい路面用に」調整するというもの(ワイパーも自動で作動したり、高速走行時だとリアウイングの展開する速度も引き下げられる)。
たしかに911はウェットに弱く、とくに下り坂では恐怖すら覚える場面もありますが、ポルシェも同様に認識しており、これを解決する方法を提示してきた、ということになりますね。



そして992ではインテリアが大きく変更されることになりますが、なんとついにポルシェ伝統の「キーをひねってエンジンスタート」が廃止されて「プッシュ式スタートボタン」が採用されるのもトピック。
メーター周りはカイエンやパナメーラと同様、だとレポートされています。
ドアハンドルはフラッシュマウントで、これは乗車時にはポップアップする、とのこと(画像を見るとテスラのような感じで真横に出てくる)。

2020-porsche-911-carrera-s-prototype (2)

VIA:Motor1

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