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アウディe-tron quattroの出だしに暗雲。「ソフトにバグがあり納車が4週間遅れる」。やはりEVはここが難しい

| アウディe-tron quattroは受注好調だと伝えられていたが |

アウディは先日、初の量産EVとなる「e-tron quattro」を発表したところですが、ソフトウエアにバグが見つかり、ショールームへの到着が4週間遅れる、とのこと。

これはアウディが発表したもので、「開発段階において修正すべき問題が見つかった」としており、ひとまずは物理的なものではない模様。

ちなみに、ぼくがBMW i3を所有していた間もトラブルが出ていたのは機械的な部分よりも「ソフトウェア」だったので、EVにおける制御はかなり難しいのかもしれません(ポルシェもそこに言及しているほど)。

やっぱり誰も興味無いだろうな。アウディ初の量産EV「e-tron quattro」発表、約850万円から

バッテリー価格の上昇にも懸念

なお、ドイツの報道機関はこの件とは別に、アウディがバッテリーサプライヤーであるLGと再交渉を行なっていると報じていますが、これはLG側が「バッテリーの高い需要を反映して」アウディに10%高い価格でバッテリーを買うようにと申し入れていることが原因。

ちなみにLGはフォルクスワーゲン、メルセデス・ベンツに対してもバッテリーを収めており、当然ながらこれらも同じ交渉のテーブルについているのかもしれません。

バッテリーは特殊な原料や製造工程、製造設備(しかも大規模)を要することから簡単に新規製造することはできず、かつバッテリーメーカーとしての新規事業を立ち上げるのも非常に困難です。

こういった問題を回避するにはバッテリー供給側と資本提携して「運命を共にする」か、もしくは自己資本もしくは合弁にてバッテリー工場を作るしかなく、そうでない限りは「バッテリーサプライヤーのいいなり」にならざるを得なくなるわけですね。

そうなると、車体の2/3を占めると言われるバッテリーの価格に利益が左右されることになり(バッテリーの仕入れ価格が上がったからといって簡単に値上げするわけにもゆかない)、バッテリー価格ひいては利益を安定させることを考えると、なんとか自社においてバッテリーを確保する方法を考える必要が出てきそう。

なお、メルセデス・ベンツ、フォルクスワーゲン(とアウディ)は中国向けのEV製造にあたりバッテリー工場を中国の企業と合弁にて建設すると発表しており、これは今後を考えると「必須」なのかもしれませんね。

そう考えるとEVは売れるとバッテリー供給でメーカーを苦しめ、売れないと今度は利益回収の意味でメーカーを苦しめるとい、なかなかに困った存在ですね。

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