| この冬はニューモデルが続々と登場することになりそうだ |
レンジローバーが「新型イヴォーク」のティーザーキャンペーンを開始。
これは「ワイヤー」で新型イヴォークのアウトラインを作り、ロンドン市内の各地に展示する、というもの。
ちなみにレンジローバーは現行イヴォーク・コンバーチブルを発表する直前(2015年)にもまったく同じキャンペーンを実施しており、今回もそれを踏襲したということになりますね。
なお公開されたワイヤーフレームを見ると、現行レンジローバーのイメージを引き継いでいて、それはヘッドライト両端の「段差」や力強く踏ん張ったタイヤなど。
新型レンジローバー・イヴォークは謎だらけ
レンジローバーはティーザーキャンペーン開始と同時に「11月22日にロンドンにて発表する」とも公表。
ただし現在のところ新型イヴォークの仕様は全くの「謎」で、わかっているのは内外装が「ヴェラール」同様になる、ということくらい。
ちうなみにプラットフォームについては、これまで現行の「D8」を継続採用すると言われていたものの、最近行われた投資家向けのプレスカンファレンスでは「ピュアEV」「PHEV」にも対応可能な新プラットフォーム「MLA(PTA)」を使用することになるとも述べられていますね。
とりあえず現時点では「ほとんどわかっていない」のが新型レンジローバー・イヴォークですが、現行モデル同様にSUV界においては「ブッチギリの格好良さ」を持つことになるのは間違いなさそう。
もともとイヴォークは2008年にデトロイト・モーターショーにてランドローバーが発表した「LRXコンセプト」の市販モデルで、このLRXコンセプトと市販モデルのイヴォークとでは「全く同じディメンション、デザインを持つ」ということがイヴォーク発表時にレンジローバーによって紹介されています。
多くのコンセプトカーは市販時に「劣化」することになりますが、イヴォークはぼくの知る限り「唯一劣化しなかった市販車」。
そしてその背景にあったのはデザイナーのジェリー・マクガバン氏の「こだわり」であり、どうしてもコンセプトカーのデザインを保ったまま発売したいと考え、それを貫いたところに現在のイヴォークの成功があるわけですね。
そして同氏は「完璧主義者」としても知られ、自分の作品(デザインしたクルマ)がチューナー達による下品なエアロパーツで”汚される”のが我慢ならないとも語っており、そんな同氏が送り出すのが新型イヴォークであることを考えると、現行モデル以上に美しく、かつダイナミックなクルマとなることが期待できそう。
ほかにもある、新型レンジローバー・イヴォーク関連情報
VIA:Rangerover