>マツダ(MAZDA)

【動画】マツダ・ロードスター凄い!スラロームテストで高評価、しかも「平均を軽く上回る」

2018/11/21

| マツダ・ロードスターは平均よりも優れたスラローム性能を持っている |

マツダ・ロードスターに対して「ムース・テスト」を行った動画が公開に。

「ムース・テスト」とは聞き慣れない言葉ですが、欧州においては一般的なテストで、クルマの性能を図る重要な指標の一つ。

「ムース=MOOSE(エルクと表現される場合もある)」とはヘラジカを指し、道路を走行中にこのヘラジカが飛び出してきたときに急ハンドルで”避けることができるか”を試すもの。

「たかが鹿やん・・・」と思いがちですが、ムースは大きいものだと体重800キロを超え、足が長いことからも接触した際にちょうどクルマのフロントグラスを突き破ってクルマの乗員に致命傷を与える可能性が高いことからも、これを避けることができるか、というのは非常に重要だとされています(よく映画でもヘラジカとの衝突で大事故になるシーンがある。最近だと”キュア~禁断の隔離病棟”など)。

高い速度域でもマツダ・ロードスターRFは高い安定性を示す

なお、このムーステストにおいてはパイロンを立てて左右にスラロームする形で走行し、その際の安定性や挙動を見ることになり、時速77キロで走行するのが一般的だとされています。

実際に山道を走っていてヘラジカがイキナリ出てくるとブレーキを踏んでも接触を避けることはできず、ハンドル操作によって回避することになるかと思いますが、その場合「一方向にだけ」回避したままだとそのまま崖をまっさかさまということにもなりかねず、車線に「復帰」することも考えてのスラロームということになるわけですね。

ちなみにメルセデス・ベンツが初代Aクラスを発売した際(1997年)、メディアがこれをテストして「転倒」するという事件が起こり、メルセデス・ベンツはこれを受けて早々にリコールに踏み切った、ということも。

動画だとまずテスターは「時速75キロ」からスタートしていますが、この状態では「スイスイ」。
テスターいわく「マツダ・ロードスターRFの挙動は安定しており、急ハンドルにおいても動きは乱れず、素晴らしい反応だ」とのこと。

その後「時速80キロ」に挑みますが、これも難なくクリア。
その後「82キロ」「83キロ」と速度を上げて再度チャレンジを行うものの、パイロンを一つ倒すだけで大きくコースを外れずに走り抜けていますね。※ビルシュタイン製サスペンション装着モデルとのことで、日本仕様だと「RS」に該当

動画を見ると相当に車体が傾いており、外側のサスペンションがボトミングしていると思われますが、それでも内側はしっかりと接地していることもわかります。

他にもムーステストの動画が公開中

なお、「km77」ではほかにもムーステストの動画を公開していますが、こちらはスズキ・スイフトスポーツ。
時速77キロでもパイロンを何個か倒してしまったり、方輪が浮いたり、とマツダ・ロードスターRFとはかなり異なる結果に。

こちらはスバルXV。
(スポーツカーではないので仕方ないのですが)やはり挙動にはちょっと不安があり、これらに比べるとマツダ・ロードスターは驚くべきハンドリング性能を持つ、ということがわかります。

それでは動画を見てみよう

こちらがマツダ・ロードスターが難なくムーステストをクリアする動画、「Mazda MX-5 2.0 160 CV 2015 - Maniobra de esquiva (moose test) y eslalon | km77.com」。

VIA:km77.com-Youtube

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

->マツダ(MAZDA)
-, , , , , , ,