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ベントレー・コンチネンタルGT「コンバーチブル」発表。これまでにない快適さ、豪華さを追求し「ツイード調」トップも用意

2018/11/27

| ソフトトップのカラーは7色、これまでにないようなカラーコーディネートも可能に |

ベントレーがロサンゼルス・モーターショーに向け、3世代目となる新型コンチネンタルGTコンバーチブルを発表。
すでに発表されているクーペ版コンチネンタルGTの「オープンモデル」ということになりますが、優雅なソフトトップを採用し、より洗練された印象も受けます。

なお、このトップのカラーはなんと7色から選択でき(ツイードもある!)、ボディカラーや内装色との組み合わせによって様々な印象を演出できそう。
開閉にかかる時間は19秒、時速50キロまでであれば走行中に開閉が可能だとアナウンスされています。

新型ベントレー・コンチネンタルGTコンバーチブルのキモはトップにあり

ベントレーは今回のモデルチェンジにおいて「トップ」を大きく押し出しており、上述のようなツイード素材を含むバリエーションのほか、遮音性を向上させ、従来型のクーペ同等の静かさを持つキャビンを実現した、と主張。

さらにメルセデス・ベンツの「エアスカーフ」同様の機能を持ち”首の周辺を温めてくれる”装備をさらに進化させたり、20もの調整箇所を持つコンフォートシートを用意したり、と快適性を大きく伸長させているようです。

ベントレーは一時期「スポーツ」に活路を見出していた時期もありましたが、新CEO(エイドリアン・ホールマーク氏)を迎えて「スポーツ色」を抑えた方向転換を行っており、今後はこういった「ラグジュアリー色」が強まることになりそうですね。

エンジンラインアップは当初6リッターW12(635馬力)からはじまり、トランスミッションは8速AT。
0-100キロ加速は3.8秒、最高速度は333キロ(オープンモデルとしては世界最高レベルにある)、とのこと。
なお、乗り心地や快適性を追求した結果として車体重量は2,414キロとかなり重くなっていますが、これはクルマの性格を考えるといたしかたないことだと思います(ただし先代に比べて20%軽く、5%強度が増している)。

フロントホイールは135ミリ前に出され、これによってエンジンルーム内に余裕ができ、ボンネット高を低く抑えることが可能になった、とのこと。

こちらはソフトトップを閉じた状態。

こちらはソフトトップを開けた状態。

オプションではクーペにも採用された「ローテーティングディスプレイ(ダッシュボードが回転し、計器類が現れる)」が設定。

インテリアは画像のとおり、ただただ「ゴージャス」。
ベントレーはやはりこういった路線のほうが似合うのかもしれません。

インテリアの操作系は基本的にクラシカル。
ダイヤルなどにはギザギザの「ローレット(ナーリング)」加工が施され、これはヘッドライト内部やエアコンリングにも反復されます(一部オプション)。

かなり囲まれ感が強く、安心感の高そうなコクピット。
「ラグジュアリーオープン」セグメントもメルセデスSクラス・カブリオレや、BMW 8シリーズ・カブリオレの参入にて激戦区となっていますが、ベントレーは一歩抜きん出ているようにも思います。

新型ベントレー・コンチネンタルの紹介動画も続々公開

すでにベントレーからは公式プロモーション動画もリリースされており、事前にメディアを呼んでの動画収録も行われていた模様。
下にその一部を紹介してみます。

https://www.youtube.com/watch?v=m1fkGpllUbM

VIA:Bentley

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