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ACシュニッツァーから「センターロックにしか見えない」ホイール登場。今後は他メーカーも発売し「ミニバン用センターロック風」も登場しそう

2018/12/02

| ACシュニッツァーは昔からホイールのデザインにはこだわっている |

BMWのチューニングを得意とするACシュニッツァーがM5用として「センターロックに見える」ホイール、”AC Schnitzer AC3 Evo Lightweight Forged Wheel”を発表。
文字通り軽量性、そして鍛造というところが大きな特徴ではあるものの、デザイン的にはやはり「センターロックにしか見えない」ということが最大のストロングポイント。

現在、いくつかこういった「センターロック風の」ホイールが他メーカーからもリリースされていますが、おそらくミニバン用としても出回ることになるのだろう、と考えています。

ロックナットはちゃんと機能する

構造としてはまずホイールを5本のボルトでハブに固定し、その上から「ホイールボルトを隠す」ためのアルミ製プレートをかぶせてセンターロックナットで固定する、というもの。

ACシュニッツァーとしては「センターロックに見せる」ことでスポーティーなデザインに見せることができるほか、専用工具がロックナットの着脱に必要なため「盗難防止にもなる」と述べています。

ラインナップとしてはシルバー/アンスラサイト(ブラック)、そしてその逆のカラーがあり、ロックナットはグレーもしくはゴールドを選択可能。
ロックナット自体にも「LOCK」「UNLOCK」の表示があって、かつ削り出しによる加工が施されているように見え、高い質感を持っているように思います。

そして装着するとこんな感じ。

センターロックホイールはもともとモータースポーツ直結の構造であり、モータースポーツにおける最大のメリットは「着脱が容易」ということかと思われます。

そほかにも精度が高い(装着時にズレにくい)、構造がシンプルなので軽量、ハブがコンパクトに収まるので回転マスが小さい、といった利点も。
この「回転マス」については意外とバカにならないようで、これを軽くするためにチタン等の「軽量ボルト」が存在し、ホイールメーカー側も中央をできるだけ削ったデザインを採用する方向へと移ってきているようですね。

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ACシュニッツァーは昔からイケてるホイールを製造するブランドだった

なお、ACシュニッツァーは以前からけっこうデザイン性の高いホイールをリリースしており、90年代にはこういったホイールも。
これは大変な人気を誇りましたが、「一目で」ACシュニッツァーだとわかるために大手を振ってコピーするチューナーは現れず、つくづくデザインの独自性というのは模倣防止になるんだなあ、と思ったり(逆にロリンザーのディッシュホイールはよくコピーされた)。

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その後は軽量性を追求したタイプも登場。

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最近ではこういったデザインの製品もラインアップされていますが、「5スポーク」にこだわっていること(今回のAC3 Evoについてもツインスポークながらも”5スポーク”と言える)、どんどん軽量性を求めていて、中央を削って回転マスを減らそうとしていることもわかりますね。

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VIA:AC SCHINITZER

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