■バイク/自転車

え?これがスーパーカブ?あのカブがマッチョなカフェレーサーに変身した!

2018/12/19

アジアのチューナーは侮れない

タイ拠点のバイクチューナー、「K-Speed」がホンダ・スーパーカブをベースにしたカスタムを公開。
ホンダ・スーパーカブは1958年に製造が開始され、2017年には累計1億台の販売を記録した「バイクの金字塔」。

まさに世界を変えたといっても過言ではなく、今もワールドワイドに親しまれるバイクでもありますね。

スーパーカブのカスタムはビルダーの”腕のみせどころ”

スーパーカー部はその燃費の良さ、耐久性の高さから「業務用」として活用され、その汎用性の高さから「カスタムベース」として用いられることも多数。
とくに「もとが業務用」なので、カスタムビルダーとしてはいかにそれと変化をつけるかは”腕の見せどころ”だとも言え、腕利きのビルダーにとっては格好の素材なのかもしれません。

0b63b50f-honda-super-cub-k-storm-by-k-speed-x-storm-aeropart-30

今回公開された、K-Speedによるスーパーカブですが、フロントだとフォーク交換にブレーキのディスク化、そしてフォークカバーが装着に。
前後ホイールにはカーボンカバーが取り付けられ、タイヤ自体もちょっとゴツめ(でもクラシック)なものへ。

ハンドルバーはより低い位置へと移設されヘッドライトは下へ移動。
レッグガードは意外やノーマルのまま(ペイントだけでこうも印象が変わるとは)、そしてシートは薄い形状へと変更され、その下からリアフェンダーまでのカバーはおそらくワンオフ(単にカットしただけではない)。

cub

リアフォークは延長されてショックアブソーバーも変更され、エンジンはブラックに、そしてエキゾーストパイプもブラックへ。
サイレンサー部分はカーボン、そしてショートタイプですね。

2d7ed18d-honda-super-cub-k-storm-by-k-speed-x-storm-aeropart-10

それにしてもこの「メタリックブラウン×マットブラック」のカラーリングは秀逸。
ネオレトロな雰囲気にマッチしていて、重厚さすら感じさせるカラーリングだと思います。

5b2eae52-honda-super-cub-k-storm-by-k-speed-x-storm-aeropart-18

シート下のカバーもマットブラックにペイントされていますが、これには「ホール」が穿たれていて、純正加工なのかオリジナルパーツなのかは不明です。
リアブレーキもフロント同様にディスク化されていますね。

93ef7637-honda-super-cub-k-storm-by-k-speed-x-storm-aeropart-27

ステアリング周りは結構簡素。
カーボンやCNCパーツが用いられています。

9eb4ff4b-honda-super-cub-k-storm-by-k-speed-x-storm-aeropart-2

そして「ホーンは未装着」のようで、かわりに「自転車用のベル」が取り付けられています。

cb1d6148-honda-super-cub-k-storm-by-k-speed-x-storm-aeropart-15

ブレーキランプはフェンダー内部に。

4d77ba3a-honda-super-cub-k-storm-by-k-speed-x-storm-aeropart-13

K-Speedは別バージョンのスーパーカブも公開

なお、K-Speedはけっこうカブのカスタムに力を入れているようで、他にはこんなカスタムも。
こちらは前後ブレーキやフォークは「そのまま」のライト仕様で、フロントフォークカバーや各部ペイント、や嫌交換とハンドル周りの交換がメイン、といったところ。

honda-cub-1

ぼくは時々「クロスカブ」を買って改造しまくろうかと考えることがありますが、こういったカスタムを見るとカスタム意欲を強く刺激され、「いっちょやってみるか」という気になります。

とりあえずはK-Speedのフロントフォークカバーとリアフェンダーが手に入れば、あとは自分でパーツを外してペイントしたり加工したりとうことになりますが、そういった意味でもスーパーカブは「夢が広がる」バイクだと言えそうですね。

さらにはこのK-Speedのほか、上海のカスタムショップ「シャンハイ・カスタムズ」はスーパーカブをエレクトリック化しており、アジアにこういった熱いチューナーが存在するのは嬉しいところです。

VIA:K-Speed

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

-■バイク/自転車
-, , , , , ,