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「すごく・・・大きいです・・・」。BMWが正気とは思えないほど巨大なキドニーグリルを新型7シリーズに与えることがリーク画像より判明

2019/01/07

一方でフロントバンパーにはエアインテークがない

すでに投稿とアカウントが削除されていますが、ロシア人と思われるインスタグラムユーザー、fdnidin氏が新型BMW 7シリーズの画像を投稿(削除されているということは”本物”だと考えて良さそう)。

画像はフロントの一部を捉えたのみですが、全くカモフラージュがなく、非常に貴重な画像であり、その「巨大な」フロントグリルを確認できます。

ヘッドライトもあわせて巨大化

グリルの他に確認できるのは、これまた巨大なヘッドライト。
BMWはグリルとともにヘッドライトの存在感も主張しており、これは比較的珍しい傾向だと思います。

というのも、一般的にヘッドライトは小さい方が車両の高級感が出ると言われ、かつ未来的なイメージも表現できるため。
実際に多くのメーカーがこの路線を採用し、インフィニティが先日発表した「QXインスピレーション・コンセプト」はその端的な例でもありますね。※BMWと同じグループにあるロールスロイスもヘッドライトは小さい。フロントグリルは大きいけど

BMWがもしキドニーグリルを強調したいのであればヘッドライトを小さくしたほうが(マツダのCXシリーズのように)有効であり、しかしそうではなくヘッドライトを巨大化させる意味はちょっと不明。

もしかするとBMWは今後各モデル間におけるボディ形状を大きく変えたいと考えていて(もしくはバリエーションが増える)、しかしそうなるとブランドイメージの形成に弊害が出ると考えており、そのために「キドニーグリルとヘッドライトのセットで」BMWであるということを主張する方向なのかもしれません。

とにかくBMWのキドニーグリルは巨大化の傾向

いずれの事情にせよ、BMWのキドニーグリルが巨大化しつつあるのは紛れもない事実。
すでに発表されたX7はこのとおりで、

今回リークされた新型7シリーズのプロトタイプはこの通り。

ちょっと興味深いのは、今回リークされた7シリーズについて、フロントバンパーにはエアインテークが見えないこと。

「偽装されているようには」見えず、もしかするとハイブリッドモデルにつきエンジンが小さく、冷却にさほどのエアフローを要しないのか、もしくはそうでなくとも「巨大な」キドニーグリルから取り入れるエアだけで冷却が事足りるのか。

完全なる推測ではありますが、コスト削減または冷却の効率化と温度管理の容易さという観点から、BMWは「(キドニーグリル下にある)センターのラジエターのみで」冷却を行うつもりで、そしてそれがキドニーグリル巨大化の理由なのではと考えたりします。

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