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中国から超絶クオリティのランボルギーニ・ヴェネーノのレプリカ現る。これだけの技術があればまっとうな仕事をしても財を成せそうだ

2019/02/13

正直、これがレプリカだとはどうしても信じられない

おそらくは中国と思われるスーパーカーのレプリカ工場。
これはインスタグラムに投稿された画像ですが、そのアカウント自体は中国人ユーザーによるもののようで、しかし投稿した他の画像を見るにアメリカ西海岸に住んでいる模様。

おそらくは中国からアメリカへと留学しているのではと想像しますが、この工場の所在地がどこなのかは不明です(タイではないかという指摘もある)。

ただしナンバープレートを見るに販売もしくは納車されたのは中国であるのは間違いなく、ただ「生産地は不明」ということですね(キャプションには”中国人は何でも作れる”とあるので、やはり生産も中国か)。

世界中に点在する「レプリカ工場」

その他に投稿された画像を見るとこんな感じでパガーニ・ゾンダR、ラ・フェラーリ、ランボルギーニ・ヴェネーノが並んでいます。
おそらくはFRPで製造したのだと思われますが、これを加工してレプリカを製造するのでしょうね。

そして完成したのがこちらのクルマということになりますが、見た感じはレプリカという印象はなく、「完全な本物」。
ただしヴェネーノは世界に3台しか存在せず、この場にあるとも考えられないので、やはりレプリカと考えるのが妥当かも(画面上の中国語はレプリカだとは言っていない)。

なお、ナンバープレートの「拉法名车」というのはおそらくショップ名で、ざっと調べると北京にあるエキゾチックカーディーラー。※ 「拉法」は中国だとラ・フェラーリを指す。フェラーリの中国語は「法拉利」

もちろん本物の車を扱うディーラーであり、もしかするとこのヴェネーノは「本物」でほかのレプリカの画像とは関係がないのかも。

ちなみにこちらは本物のヴェネーノ(プロトタイプ)。
上の画像はバッジやボルトの位置まで含めて「何から何まで」再現度が高すぎ、レプリカと言うにはあまりに良くできているように思います(正直、本物ではないかという疑念と、本物のはずがないからレプリカだろうという気持ちが半々。レプリカだと断じることができるポイントはなく、上の画像だけを見ると本物としか思えない)。

そしてこちらはマセラティMC12のレプリカ。

ブガッティ・シロン。
こちらは樹脂ではなく金属で作られているようですね。

まだ製造中にもかかわらずかなり高い再現度を誇り、まさに「中国人恐るべし」。

一部の中国人は「本物とは似ても似つかない」レプリカを造るものの、一部の中国人は「本物と寸分違わない」コピーを作る場合も。

たとえばロレックスについても年々そのコピー品質が上がっており、「もはや見分けがつかない」ものもある、と言われていますね。

なお、これまで中国製として報じられたスーパーカーのレプリカはこんな感じ。
似せようと思ったのか、そうでないのかよくわからないパガーニのようなもの。

こちらはヴェネーノ。
ホイールはアヴェンタドールのものを流用しているようですが、やはりボディには成形の甘さが感じられます。

VIA:GT Spirit

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