>ベントレー(Bentley)

ベントレーが「世界最速SUV」の座をランボルギーニより奪還。最高速305km/h、635馬力の「ベンテイガ・スピード」を発表

投稿日:

ランボルギーニ・ウルスより0.8km/hだけ速い

ベントレーが「ベンテイガ最速」となるトップレンジ、”ベンテイガ・スピード”を発表。

ベントレーいわく、最高速度は305km/hを誇り、これによって「世界最速SUVになった」とのこと。
なお、これまで世界最速SUVを掲げていたのはランボルギーニ・ウルスで、こちらの最高速もやはり「305km/h」。

この数字だけを見ると「1位タイ」に思えますが、マイルにするとベントレー・ベンテイガ・スピードは190mph、ウルスは189.5mphなので、ベンテイガ・スピードのほうが「時速0.5マイル速い」ということに。※ウルスはマイル→キロ換算だと304.97km/h、ベンテイガ・スピードは305.77km/hになる

ベントレーはなぜ「SUV最速」にこだわる?

なお、ベンテイガそものが元来「世界最速」という看板を引っさげての登場であり(2016年)、それを後に発表されたウルスに持ってゆかれたのではかなわないということで今回のリベンジとなったのかもしれませんが、現在ランボルギーニとベントレーとは同じグループに属するブランドで、ウルスとベンテイガもプラットフォームを共有する兄弟。

画像に含まれている可能性があるもの:車、屋外

つまり両者は「身内」ということになり、その身内内で仁義なき戦いを繰り広げなくてもいいんじゃないかと思うものの、ベントレーは現在販売に苦戦していて、しかしベンテイガが「頼みの綱」でもあるため、ここはなんとしても「看板」をもういちど掲げたいのかもしれません。

写真の説明はありません。

こういった「看板」は非常に需要であり、話は逸れるものの音楽業界だと「ステージでギターを燃やす」というのも一つの看板。
そしてこれで有名なのはジミ・ヘンドリックスですが、ジミ・ヘンドリックスは「テクニックがある上に、ギターを燃やすというパフォーマンス(ビジュアル)面での特徴」を持つことになったわけですが、これにビビったのがテクに劣る他のギタリスト。

実は「ギターを燃やす」のはジミ・ヘンドリックスが「初」ではなく、それまでに他のギタリストでもそのパフォーマンスで有名な人がいて(名前を忘れた)、しかし彼はジミ・ヘンドリックスがギターを燃やすことで有名になってしまうと「自分の唯一の看板が失われてしまった」と考え、ジミ・ヘンドリックスに対して「お前はギターのテクだけでも有名になれるんだから、ギターを燃やすのはやめてくれ。オレにはギターを燃やす以外に有名になる方法がないんだ」と頼んだという話も。

画像に含まれている可能性があるもの:車

とにかくそんな感じで名を売るには「看板」は必要なわけで、それがベントレーにとっての「SUV最速」なのだと思われます(そして高級車メーカーのベントレーがSUVを販売するためのエクスキューズでもある)。※ポルシェとランボルギーニも今や同グループに属しますが、やはり”ニュル最速”を抜きつ抜かれつの状態

とりあえず話をこのベントレー・ベンテイガ。スピードに移すと、そのエンジンは6リッターW12、出力は635馬力(通常のベンテイガは608馬力)。
これによって最高速が時速301キロから305キロへ、0-100キロ加速は4.1秒から3.9秒へと向上しています。

画像に含まれている可能性があるもの:車

外観だとダーク仕上げのヘッドライトやグリル、専用22インチホイール、ボディカラー同色のサイドスカート、大型フロントスポイラーにリアスポイラーが通常モデルとの識別点。

画像に含まれている可能性があるもの:車

最高速を上げるというのは想像するほど簡単ではなく、というのも単にパワーを上げるのでは不十分。
最高速が上がるということはそれだけリスクが増えるということで、安定性を増すためにダウンフォースが必要になるものの、ダウンフォースを強化するとそれだけ「空気抵抗が増える」ので「スピードを稼げる以上の」パワーが必要に。

写真の説明はありません。

そしてパワーが増えると冷却性能を向上させる必要もあり、そうなるとまた空気抵抗が増え(R32GT-R NISMOのブタ鼻で最高速が落ちるというのと同じ)、こういった相反する要素をなんとか組み合わせる必要があるわけですね。

画像に含まれている可能性があるもの:車

そしてもちろん「より高い速度でも」曲がったり止まったりできるようにブレークやサスペンションを強化しなくてはならず(いかに速くても事故ばかり起こしていたのではマイナスイメージに)、とにかく最高速を引き上げるというのは「簡単にはできない」ということがわかるかと思います。

画像に含まれている可能性があるもの:車

ベントレー・ベンテイガ・スピードのインテリアはこうなっている

そういった理由で、最高速を「ちょっと引き上げるだけ」でもとんでもないコストがかかることになりますが、それはつまり車両価格に反映されることに。

そしてメーカーとしてはハイパフォーマンスモデルにその価格納得性を与えるために各種装備を(それが走りに関係なくとも)追加することになり、ベンテイガ・スピードでももちろん同様の手法が採用されます。

写真の説明はありません。

インテリアはレザーとアルカンタラとが組み合わされ、カーボンファイバーが使用されるなど雰囲気は「スパルタン」に(アルカンターラが採用されるのは、このモデルが”ベントレー初”)。

その他はダイヤモンドステッチ、金属製の「Speed」バッジやSpeedロゴ入りのヘッドレスト/スカッフプレートなどが特別装備。

写真の説明はありません。

そして実際に「最高速」にチャレンジできる人は(環境的に)限られていると思われ、通常の環境でもその性能を感じられるようドライブモードの設定を変更しており、「Sport」モードではスロットルレスポンス、シフトプログラム、サスペンションの変化度合いが”よりスポーティーに”なるとしています。

画像に含まれている可能性があるもの:2人、車

こういった感じでベントレー・ベンテイガはその数字(最高速)以上に内容の濃いモデルとなっていますが、ベントレーが復活のためにその威信をかけたモデルである、とも言えそうですね。

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

こちらもどうぞ。人気記事

1

| 乗ってゆくクルマでディーラーの対応は間違いなく変わる | 高価な車に乗ってディーラーを訪問すると態度が変わるのか?ということはよく言われます。 ディーラーのセールスの人もぼくらと同じ人間ですので、 ...

2

| ロレックスは「在庫が足りずに」値上がりしているわけではない | さて、高価なこと、そして値上がりが継続することで知られるロレックス。今回は「なぜ」値上がりするのか、その構造について考えてみたいと思 ...

3

フロントバンパーレス、悪魔のZっぽい インテリアのカスタムで知られるVilnerがフェアレディZの内外装をカスタムして公開。なんとも魅力的なボディカラーを持つフェアレディZですが、この個体にはちょっと ...

4

「オレ、ランボルギーニ買うわ」 (一般的な収入の人が)そう言ったときの、奥さんもしくは彼女さんの反応はほぼ一様だと思うんですよね。 あきれたり、「絶対無理」と一蹴されるよりも先に、結婚前だと「あたしと ...

5

ランボルギーニ・アヴェンタドールSの購入を検討開始。 ぼくはガヤルド、ウラカンと二台ランボルギーニを乗り継いだ割にはV12モデルには疎く、その標準装備やオプションについてはほとんど無知。 まずは見積も ...

->ベントレー(Bentley)
-, , , , , , ,

Copyright© Life in the FAST LANE. , 2019 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.