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マンソリーが「ロールスロイス・カリナン・ビリオネア」発表!十億長者向け、限定13台。価格は1億円なるも十億長者にとっては「平民の1万円以下」という金銭バランス

2019/03/08

インテリアにはクロコダイルレザーを使用

マンソリーがロールスロイス・カリナンのカスタムカー「ロールスロイス・カリナン・ビリオネア(Rolls-Royce Cullinan Billionaire)」を公開。
「ビリオネア」とは「ミリオネア(億万長者)」を超えた”十億長者”の意味ですが、この十億とはドル単位なので、日本だと1100億円以上の資産がある人を指すことに。

なお、車両そのものの発表の場はお金持ちの多い「ジュネーブ」であり、まさに「カリナン・ビリオネア」にとってはうってつけの場だと言えます。

ロールスロイス・カリナン・ビリオネアの外装は珍しい「ツートーンカラー」

このカリナン・ビリオネアはドイツのブランド「ビリオネア」とのコラボレーションによって誕生したものだそうで、ボディカラーは「2トーン」。※CピラーにもBillionaireのマークがある

ロールスロイスはファントムやレイスにおいてこの2トーンを多用しているものの、カリナンでは非常に珍しく(少なくともオフィシャルでは公開されていないと思う)、なかなかに新鮮ですね。

さらにはフロントバンパー、サイドステップ、リアバンパー、ルーフスポイラーが「カリナン・ビリオネア」専用となり、ホイールサイズは24インチへ。

そしてタイヤ幅は「295」となり、これを収めるためにホイールアーチも拡大されている、とのこと。

なお、フロントバンパー、リアバンパー、ルーフスポイラー、サイドステップはカーボンファイバー製。
横から見るとよく分かるのですが、フロントバンパーとグリルとツライチとなっていて、これはもちろん「パルテノン」グリルを強調してフロントの押し出しをより迫力あるものとするものの、「もし何かにぶつけると」フロントフードやグリル(ステンレス製で、ハンドポリッシュが施されているためにかなり高価)にダメージが及ぶことになりそうです。※ビリオネアはそんなことを気にしないと思うけど

ロールスロイス・カリナン・ビリオネアのインテリアはこうなっている

内装に目を移すと、その様子はまさに「ビリオネア」。
ホワイトレザーをふんだんに使用し、シートバックには「MANSORY」、ヘッドレストには「BILLIONAIRE」のロゴとエンブレム入り。

そして画像ではちょっとわかりにくいものの、シートバックとアームレスト(黒い部分)はなんとクロコダイルレザー。

ルーフライナーもホワイトへと張り替えられ、光ファイバーによってルーフ内張りが星空のように輝く「スターライト」も装備しています。

そのほかパイピングやパーフォレイト(パンチング=穴あき)など様々な仕様が用いられ、ドアを開けた瞬間、「おぅ・・・」となりそうなインテリアですね。

なお、マンソリーはこの「カリナン・ビリオネア」につき出力も向上させていて、6.75リッターV12エンジンを40馬力アップの611馬力へとチューン。
これによって0-100キロ加速は5秒以下をマークし、そして最高速度は280km/hに達する、とのこと。

そしてロールスロイス・カリナン・ビリオネアはコンセプトカーやワンオフモデルではなく実際に生産に移され、13台と少量ながら限定にて販売されるようですね。
ちなみに気になる価格は約1億円ですが、資産1100億円の人からするとその割合は0.09%にしかならず、つまり「資産1100万円の人にとっての1万円」にとどまるのみ。

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