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40年経過したとは思えない!走行わずか2,328km、オリジナルの状態をとどめ走行可能なコルベットが中古市場に登場

2019/04/13

おそらくこれほどの高いコンディションの内外装を持つC3コルベットはほかにない

シボレー・コルベットはC8世代にスイッチしようというところですが、なんとebayに新車同様のコンディションを持つC8世代のコルベット(1980年モデル)が登場。

走行距離はわずか2328キロ、バッテリー以外はすべて「(タイヤすら)当時のまま」という驚きの状態で、ドライバーズマニュアル、購入時の書類、GM発行のプレスキットなど付属品も完備しています。

いったいなぜ売りに出されることに?

なお、ebayにはどんな環境で保管されていたか、なぜ売りに出すのかと行った記載はなく、そのため詳細は不明ではあるものの、画像を見るに「C3世代のコルベットで、これ以上のコンディションを持つ個体はないだろう」と断言できるレベルにあると思います。

C3世代のコルベットはそれまでとは異なる「コークボトル」シェイプのボディを持ちますが、これは日系人デザイナー、ラリー・シノダ氏がデザインした「マコ(メイコ)シャーク」を市販車に落とし込んだもの。

正直「コルベットと言えばC3」と考える人も多く、ぼく自身も「もっともコルベットらしいコルベット」はやはりこのC3だろう、という印象があります(C7世代ではC3のデザインに近づけられ、C3世代の愛称であった”スティングレイ”が復活したことからも世間一般的な共通認識なのかも)。

出品にあたっては「オプション満載」とのことですが、そのオプションが何なのかは不明(エンジンはV8「L-82」をオプションで選択している)。
ルーフはデタッチャブル(グラストップ)のように見えますね。

アルミホイールの表面には酸化ナシ。
まさに素晴らしいコンディションです。

エンジンは230馬力バージョン。

メーター含む内装の状態も抜群。

ステアリングホイールのレザーにもひび割れナシ。
かなりメンテナンスには気を使っていたんだろうな、ということがわかりますね(置きっぱなしだと、この部分は確実に割れる)。

トランスミッションは3速AT(1982年には4ATが追加。1980年だとマニュアル・トランスミッションのコルベットでも4速)。

フットランプが点灯しており、ちゃんと電気系統が生きていることもわかります。
なお、出品者によると「年に一回はコンディション維持のために走らせている」とのことで、つまりはちゃんと動くということに。

シートもシワこそあれどひび割れナシ。

気になる販売価格ですが、邦貨換算にて370万円ほど。
これだけのコンディションを持つC3コルベットであれば370万円は破格だと言ってよく、これからの値上がりを考慮すると「買い」な一台だと言えそうです。

VIA: eBay

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