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【コンコルソ・デレガンツァ】ランボルギーニ・ミウラはやはり別格だ。個性豊かなミウラたちを見てみよう

2019/04/15

昔はカウンタックのほうが好きだったが、今ではミウラのほうが好きだ

さて、京都は二条城にて開催された「コンコルソ・デレガンツァ2019京都」。
総勢50台ものクラシックカーが一同に集いますが、今回はその中でもランボルギーニたちを紹介したいと思います。

今回展示されているのはミウラ、カウンタック、ハラマ、ウラッコ、ジャルパ、LM002、ディアブロといった面々。
ランボルギーニは相当数が展示されており、何回かに分けて紹介してゆきます。

ランボルギーニ・ミウラ(1966-1973)

まずはブラウンとゴールドとのコンビカラーが美しいミウラ(このカラーリングははじめて見た)。
エンブレム類は「ブラック」で、全体的に引き締まった印象も。

ホイール、スピナーもゴールド。

ルーバーそしてドアオープナー。
この時代のクルマはなによりも「美しさ」が優先されており、ドアオープナーもルーバーに「隠されて」いるのは特筆すべき点。
だからこそ、この美しいスタイルが実現できているのでしょうね。

ガソリン給油口もフロントフード中央にある「ルーバー内」に隠されていて、そこまでこだわったクルマだからこそ「現代でも高く評価されている」のだと思います(ハンパな仕事は評価されないという実例でもある。やるからにはトコトンやる)。

インテリアもブラウンとベージュのツートンカラーとなり、大変なこだわりがわかる車両です。

そしてこちらはグリーンのミウラ。
ホイールやサイドステップは「シルバー」です。

ヘッドライトには特徴的な「まつ毛」。
ミウラには「P400」「P400S」「P400SV」がありますが、まつ毛があるのは「P400」と「P400S」。

コードネームが「LP」ではなく「P」なのは”エンジン横置き”なためです(LPはLongitudinale Posteriore、つまり後方縦置きを意味する。ミウラは後方エンジンマウントながらも縦置きではないので”P”という表示)。

サイドステップはシルバー。
このサイドステップ形状は「ウラカン」にも形を変えて採用されていますね。

インテリアはブラウン。

ミウラのデザインはベルトーネ。

現代のランボルギーニにも用いられる「ハニカム」。

エンブレム類はゴールドです。

こちらはボディカラー「ヴェルデ・スキャンダル」のミウラSV。
ランボルギーニのヘリテージ部門「ポロストリコ」自らがカスタムした個体だと思われます。

ホイールはゴールド、スピナーはクローム。

こちらのミウラは「P400SV」なのでまつ毛ナシ。
なお、この時代の「SV」はスーパーヴェローチェではなく「スプリントヴェローチェ」。

なお、「ミウラ(Miura)」の名は闘牛牧場として知られる「ミウラ牧場」から。
総生産台数は750台、と言われます。

ボディサイズは全長4360ミリ、全幅1780ミリ、全高1050-1080ミリ、エンジンは3.9リッターV12。

今回展示されていたミウラは多数あり、しかしこの他のミウラは雨のためにカバーが掛けられていて、その美しい姿を雨が目なかったのが残念です。

他の画像はFacebookのアルバム「Concorso d'Eleganza Lamborghini Miura/ Espada / Islero」「Concorso d'Eleganza Lamborghini Miura / Isiero / Countach」に保存しています。


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