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BMW「ヴィジョンMネクスト」発表!600馬力のPHEV、そして”BMW「ターボ””M1”を強く意識したデザインを持つスーパーカー

投稿日:2019/06/26 更新日:

| 内容を見ると実現可能な要素が多そうだ |

BMWが、先日「アートな画像」によって予告した「ヴィジョン M ネクスト(Vision M Next)を正式発表。

これは「デザイン」「先進技術」「自動運転」「コネクティビティ」「エレクトリック化」という分野における、”Mモデルの未来”を示したもの。

BMWのデザイン部門を統括するアドリアン・ファン・ホーイドンク氏によると、「ヴィジョン iNextは、我々の生活を自動運転がどう変えるかを提示したクルマであったが、今回のヴィジョン M ネクストでは、先端技術によってドライビングをどれだけピュアに、そしてエモーショナルにできるかを示したコンセプトカーだ」と解説しています。

ヴィジョンMネクストの外観は「BMWターボ」「M1」へのオマージュ

外観に関しては「BMWターボ」と「i8」を意識したといい、それらを「未来へ」導いたという感じ。
ウェッジシェイプそしてガルウイングドアというスーパーカーっぽいルックスを持っていて、市販への期待が高まるデザインだと思います。

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なお、「BMWターボ」とは、BMWが1973年に発表したコンセプトカー。
2002をベースとしており、エンジンは直4/2リッターターボ、0-100キロ加速6.6秒、最高速度は250km/h。
そして唯一のガルウイングドアを持つBMW(i8はディへドラルドア)でもあります。

BMWターボについて、前出のアドリアン・ファン・ホーイドンク氏が「初代8シリーズやZ1にそのデザインが引き継がれている」ことを説明する動画が公開されていますね。

BMWが46年前のスーパーカー「BMWターボ」再公開。M1、8シリーズにもつながる「ルーツ」がこれだ

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ヴィジョン M ネクストはアクセントカラーに「スリリングオレンジ」を持ちますが、このオレンジもBMWターボを意識したものかもしれません。
なお、シルバー部分は「キャストシルバーメタリック」、そしてマーブル調に見える部分はリサイクルカーボン。※リサイクルカーボンを使用したのは”環境への配慮”を表すためだと思われる

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Cピラーに該当する位置にあるスリット状のダクト、そしてリアのルーバー状デザインについてはBMWターボの後(1978年)に発表されたM1へのオマージュだと考えられますが、このヴィジョン M ネクストは見事にBMW製ハイパフォーマンスカーの系譜を表現していると言えそうです。

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ちなみにこちらはM1のリア。
BMWターボには「Cピラーのダクト」「リアのルーバー」はなく、ヴィジョンMネクストは明らかにM1をイメージしたであろうことがわかります。

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なお、”レーザーワイヤー”テールランプにはBMWエンブレムが浮きがるように配置されていますが、これはM1、BMWエンブレムがターボに採用されていたエンブレムのロケーションを「現代風に」再現したものだと思われます。

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こちらはBMWターボのリアセクション。
たしかにリアフェンダー両端にBMWのプロペラマークがありますね。

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そのほか、ヴィジョンMネクストの外観上の特徴としてはレーザーワイヤーヘッドライト、ブレード状のフロントインテーク、透過光を使用したキドニーグリルといったところ。

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BMW ヴィジョンMネクストのインテリアも「BMWの未来」を表している

ヴィジョンMネクストの内装についても当然「先進装備」を備え、顔認証システム(外からだと、ドライバーが近づくだけでアンロックできる)、タッチ式のスイッチ類を持ちますが、一番の特徴は「ブーストポッド(Boost pod)」。

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このブーストポッドはドライバーとクルマとを結びつける重要なインターフェースで、「左右とセンター」という3つのセクションに分割されます。
これに加えて「ARヘッドアップディスプレイ」も与えられ、これらによって”必要な情報すべて”を提供できるようですね。

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インテリアの主素材は酸化チタンを編み込んだ繊維で、レザーの使用は最小限に(生物への負荷を考慮したものと思われる)。
そのほかはマイクロファイバーが採用され、これもBMWの考える「未来」なのだと思われます。

BMWヴィジョンMネクストのパフォーマンスは?

そして気になるのはヴィジョンMネクストのパフォーマンス。
現時点では「コンセプト」にとどまるため、実際にこのモデルが発売されるとしても今回公表された”そのまま”ではないと思われますが、最大出力は600馬力だとアナウンスされています。

パワートレインは4気筒ターボ(偶然かもしれないが、これもBMWターボと共通)そしてエレクトリックモーター。
種別としてはプラグインハイブリッド(PHEV)となりますが、面白いのは「4輪をフルエレクトリックで駆動」もしくは「ガソリンエンジンのみによる後輪駆動(電動アシストなし)」が選択できること。

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ドライブモードは街なかを流す「EASE」モード、そしてピュアなドライブを楽しむ「BOOST」モードとがあり、最大パフォーマンス時だと0-100キロ加速は3秒、最高速度は時速300キロ。
ピュアエレクトリック状態での航続可能距離は100キロだとされ、日常使用だと「フルエレクトリックカー」として使用することもできそうですね。
車体重量については1600kgから1700kgだと発表されていて、いずれの数値も「かなり現実的」だと思います(コンセプトカーだからといって、現実離れした数字を出しているわけではない)。

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なお、BMWは今回のヴィジョンMネクストについて、強く「アート」を意識しており、一連のこういった画像も公開。

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ヴィジョンMネクストの発売可能性は?

今回のヴィジョンMネクストの市販化について言及はなされていないものの、iNextについては実際に2021年に発売すると言われていることを考えると、ヴィジョンMネクストの発売も「無いとはいえない」状況だと思います。

さらに以前より「BMWがスーパーカー/ハイパーカー発売」というウワサが何度か出ており、かつ内部からもその希望を顕にした発言が聞こえてくるほど。

今回のヴィジョンMネクストについてはi8をベースにしているようにも思われますが、「次期i8をベースに、M専売スーパーカー登場」といった話も出てきたことを鑑みるに、「まあ発売するだろうな」と考えています。

ちなみにBMWは「2025年以降、ピュアエレクトリック”M”を発売する」ということも今回明言しており、ポルシェ同様、この時期にソリッドステートバッテリーなどの技術改革そして実用化があるという確証があるのでしょうね。

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