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ルーフには「ドラゴン」!ポルシェが”中国版”タイカンを公開。他に「英国版」「米国版」も公開される予定

2019/07/03

| それだけ中国市場はポルシェにとって重要ということにほかならない |

先日上海にてポルシェ・タイカンが目撃されたところですが、今回ポルシェが公式にて「中国を走るタイカン」を公開。

ただし上海といえども、スパイフォトが撮影された市内ではなく、ポルシェの運営する施設「ポルシェ・エクスペリエンス・センター」にて撮影されたもの。
ポルシェ・エクスペリエンスセンターは日本にも建設予定だとされていますが、これはサーキットやオフロードコースのほか、レストランなどが併設された複合施設です。

ポルシェの「中国重視」はあからさま

ちなみにポルシェ・エクスペリエンスセンターはアジアだと上海にしかなく、8月あたりに一度訪問し、インストラクター付きにてサーキットを走ってこようと考えていますが、今回公開された画像を見るに、なかなかに素晴らしいコースを持っているようですね。

誰か一緒に行かん?ポルシェ・エクスペリエンスセンター上海にて、いざ思いっきり走ろうぞ

なお、ポルシェはタイカンの主な市場を「中国」「イギリス」「アメリカ」だと設定し、それぞれの市場にて個別のグラフィックを持つタイカン(プロトタイプ)を公開するとしていて、中国の場合が今回の画像ということに。※中国が最初、ということも中国市場への配慮だと思われる

そしてルーフには中国を強く想起させる「ドラゴン」の図柄が入りますが、これは「ポルシェクラブ・オブ・チャイナ」にも使用されるマークのようですね。

一緒に写っているのはポルシェの開催する「アジア・カレラカップ」を戦うリー・チャオ選手で、このタイカンにて「中国最初の」オフィシャルラップを刻んだ、とのこと。

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リー・チャオ選手いわく、「タイカンはスポーツカーの性格なハンドリングと、サルーンの快適性とを併せ持ち、低い重心や後輪ステアリングによって高い旋回性能を発揮する」。

タイカンのプラットフォームは今回新設計されたもので、バッテリーをフロアに敷き詰めるという方法を採用しており、これは当然ガソリン車とは全く異なる重心の低さを実現すると考えられ、おそらくそのドライブフィールは「新次元」。

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ポルシェだけあって「間違いの無いクルマ」だと思いますが、とにかく発表そして運転してみるのが待ち遠しクルマです。

なお、残る「イギリス」についてはグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードにてマーク・ウェバーがステアリングホイールを握って走行させ、「アメリカ」ではニューヨークにて開催されるフォーミュラEにてデモ走行が行われる、とのこと(残念ながら、まだ偽装は取れそうにない)。

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