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ポルシェの2019年前半は「安定の成長」。ニューモデルのデリバリーが本格化していないのに販売台数は3%増。最も伸びた地域は「中国」で28%も増加

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| ということは、中国の代わりに大きく凹んだ地域もある? |

もはや「成長が当たり前」となったために驚きも何もなくなってしまいましたが、ポルシェが2019年前半のセールスにおいて、昨年同期比2%プラスの133,484台を記録し、さらなる成長を遂げたと発表。

なお、売上高は9%伸びて134億ユーロ、営業利益は3%増の22億ユーロ、従業員も5%増えて33,839名へ。

ポルシェ911カレラSはまだデリバリーが本格化していない

なお、この成長を支えたのは新型911カレラSそして911カレラSカブリオレ、カイエン・クーペ、911スピードスター、935クラブスポーツ、718ボクスター・スパイダー、そして718ケイマンGT4。

おそらく新型911はこの期間「フル」に販売へと貢献しているわけではないと思いますが、それでも前年同期比で販売を伸ばしたのは「さすがポルシェ」。

そして911のデリバリーが本格化する今年後半こそが勝負だと言えそうですが、今年後半が「微増」となるのか「大幅増」となるのかは要注目ですね。

なお、2019年前半の販売における内訳はマカンが「最多」で47,367台、次いでカイエンの41,725台ですが、カイエンはなんと前年比45%増という数字です。

地域別だと「中国」がやはりもっとも多く28%の成長を記録し、アジアパシフィック、アフリカ、中東も20%の伸びを記録。
一方、これまで最大勢力を誇り、かつポルシェの成長を牽引してきた北米市場が3%増にとどまっています。

今年後半には新型911のほか、カイエン・クーペ、718ケイマンGT4、718ボクスター・スパイダーのデリバリーが本格化するほか、「タイカン」の発表が控えていて、ポルシェの今後を占うに当たってもっとも重要な意味を持つのがやはりこのタイカン。

アストンマーティン「ラピードE」の不人気ぶりを見てもわかるとおり、いかにプレミアムブランドといえどもEVの販売は難しいということになりそうですが、今のところタイカンの予約は2万台超とも言われます。

ただ、この台数はポルシェの全販売台数(26万台くらい)に比較すると大きなインパクトではなく、「販売初期に、新しいモノ好きな”アーリーアダプター層”が購入」した後に販売が伸びなければ、ポルシェとしてはかなり困ったことになりそう(ポルシェの今後の計画が総崩れになる)。

その場合、それでもポルシェはエレクトリック化をゴリ押しするのか、もしくは方向性をシフトさせて「ガソリンエンジンメインに戻すのか」は気になるところでもありますね。

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