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謎の新型フェラーリがイタリアにて目撃。フロントエンジン、エントリーモデルの「F169」か

2019/10/19

| ポルトフィーノよりもシンプルで安価、V6エンジン搭載の可能性も |

フェラーリは今年に入って積極的に新車攻勢をかけており、F8トリブート、SF90ストラダーレ、F8スパイダー、812GTSといったモデルを発表済み。
フェラーリは「5つのモデルを」発表すると公言しているので、のこりは「1つ」ということになりますが、その「最後の一台」と思われるモデル(のプロトトタイプ)が目撃に。
なお、この動画が収められたのはイタリアはマラネロ、つまりフェラーリの本社所在地。
駐車場をゆっくり走り、その後に加速して走り去る様子が収められています。

「第五のフェラーリ」は2+2クーペ?

現時点では”第五の”フェラーリについてはなんら情報はなく、しかしフェラーリ専門掲示板、Ferrari Chatのコメント欄によると、このモデルは「F169」というコードネームで呼ばれ、イタリアはローマにて発表される予定だという書き込みも。

なお、動画を見るとフロントが長く、つまりフロントにエンジンを搭載しているということになりますが、一説によるとポルトフィーノよりもシンプルなクルマで、ルーフの開閉機構を持たないクーペ、かつ2+2のエントリーモデルでは、という見方もあるようです。

フェラーリにおけるこれまでの「エントリーモデル」であったミッドシプモデルはどんどん高価格化しており、そこで、さらに安価なモデルをという需要が生じることになったのかもしれず、となるとエンジンはV8のほか、新規開発と言われるV6を搭載(もしくはV6+ハイブリッド)の可能性もありそうですね。

フェラーリは上述のように拡大戦略を採用していますが、一方でモデルサイクルを早め、1モデルあたりの総生産台数を絞る方針についても示唆。
これによって「人気のあるモデルは中古市場で非常に高い値をつけ」、しかし人気がなく一台限りで終わってしまうようなモデルは安値になるのかも。

ただ、性能や人気に関係なく「フェラーリ」ブランドが欲しいという人も多いはずで、よって、いかに不人気モデルといえど「期待するほど安くはならない」のかもしれません。

なお、招待状を受け取った人によれば、この新型フェラーリは11月13日にディーラー向けに、そして11月14日に顧客向けに公開されるとのことで、その姿はもちろん、予想されるポジション、価格帯についても要注目。

場合によっては、これまで「高価格化」を進めてきたランボルギーニも、その戦略を再考せざるをえないクルマとなるのかもしれませんね。

VIA:Simone Masetti

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