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発表間近の新型BMW M2"CS" 、そして初めて新型M3の”MT搭載車”試作車が目撃に。「CS」ってどういう意味?

2019/11/05

| CS=「クラブスポーツ」説、「クーペスポーツ」説両方が存在 |

このところ数多くのニューモデルの試作車が目撃されているBMWですが、今回はBMW M2 CS(クラブスポーツ)のプロトタイプ、そしてM3のプロトタイプが捕捉されることに。
なお、BMW M2 CSは11月20日より開催されるロサンゼルス・オートショーにて発表されると言われますが「最後のツメ」を行っているのかもしれません。

なお、BMW M2 CSはMBW M部門のボス、マークス・フラッシュ氏によると「レーシングカーにそのままナンバープレートを付けたかのようなクルマ」。
加えて「M部門がここ最近リリースした中ではもっとも刺激的でピュアなクルマ」だと述べており、その発表が待たれる一台ですね。

「CS」はクラブスポーツ?クーペスポーツ?

もちろんM2 CSは「M2コンペティション」よりもずっとスパルタンな仕様を持つと思われ、エンジンは「S55」に変わって新型「S58」が搭載されることで出力が444馬力(455馬力説もある)にまで向上する、と言われます。
そのほかウワサされている範囲だと、トランスミッションは6速マニュアルと7速DCTが用意されることになり、ブレーキディスクはカーボンセラミック、タイヤはミシュラン・パイロットスポーツ・カップ2、ホイールは19インチ。
サスペンションやシャシーも強化されているものと思われますが、おそらくは相当な軽量化も施されていると考えて間違いなさそうです。

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なお、このM2 CSの「CS」については現段階で何を意味するのかは不明。
ちなみにBMWは「CS”L”」をこれまでの「GTS」に置き換えるということについて触れていますが、BMWの指すCSLとは本来「Coupe、Sport、Lightweight」の意味。
ルーツは1970年代の「3.0CSL」にまで遡ることができますが、BMWは「CSL」に加えて「CS」のラインアップを拡充する計画を持っていると見られ、Mモデルすべてのシリーズにおいて「CS」「CSL」の商標が出願済みという報道も。

そしてもし「CS」が「CSL」同様に「クーペ、スポーツ」を意味するのであれば、そしてM2以外の各MモデルにCSを展開するのであれば、(4ドアセダンである)M3にこれを使用した際に意味上の乖離が生じることになり、よって新時代の「CS」は「クラブスポーツ」を意味するのではないかという説もあるようです。※ポルシェは、サーキット専用モデルもしくはそれに近いモデルにCS=クラブスポーツの名称を与える傾向にある

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マニュアル・トランスミッション搭載のM3試作車がはじめて目撃

そしてもう一台の「M3(G80世代)のプロトタイプ」について、こちらはそのサウンド等から推測して「マニュアル・トランスミッション」を装備している、と見られています。
実際にBMWは「新型M3にはマニュアル・トランスミッションを用意する」と明言しているものの、「MT搭載のM3プロトタイプ」が目撃されたのは今回が初。

新型M3についてはまだまだ不明な点が多く、その「フロントグリル」がどうなるのかはもちろん(新型M3の生産現場らしき画像がリークされているが、本物という確証はない)、そのパワートレーン、グレード展開など。
一説によると、現在の「ベース」「コンペティション」といったグレード展開に加えて「ピュア」なる軽量バージョンが追加されるというウワサもあり、エンジンについてはX3 MやX4 Mに搭載されるS58(473馬力)が積まれる、という見方が有力。

なお”コンペティション”はついに500馬力を超えて503馬力に達するという話もありますが、こちらは速く走ることだけを考えたクルマであり、よって「マニュアル・トランスミッションは用意されない」とも。
そして新型M3については2020年後半から生産が開始され、2021年から納車が開始される、と言われているようですね。

VIA: Carspotter Jeroen - Youtube

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