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「優勝したら自分の考えたクルマをホットウィールにしてもらえる」大会。5,000台ものエントリーから最優秀賞に輝いたのはこのクルマ

2019/11/11

| 最終候補の20台がSEMAに集いそのオリジナリティを競う |

毎年SEMAにて勝者を公表するのが恒例となった、ホットウィール「レジェンドツアー(Hot Wheels Legends Tour)」。
これは「自分の考えたカスタムカー」でもって参戦し、最優秀作品に選ばれた車両は実際にホットウィールにて商品化がなされる、というコンテストです。

そして今年の優勝車は画像の「Nashole(ナッショール?)」と呼ばれる画像のカスタムカーが選ばれたということが発表されていますが、このクルマを手掛けたのはグレッグ・サルジロ氏とデイブ・フォード氏のコンビ。
ほかの候補者が「一部のスキもない」ほどのキメキメなのに対し、このNasholeはちょっとユルい雰囲気を出しており、そこが評価されたのかもしれませんね。※ベースは「ナッシュ・メトロポリタン」で、Gazooに資料がある

なお、昨年の優勝者は「2Jet Z」と呼ばれるカスタムカーで、これはトヨタ(80)スープラに積まれる2JZエンジンを搭載し、戦闘機をイメージして作り上げられたもの。
実際にジェイ・レノが公道にて走行テストを行っています。

【動画】80スープラの2JZエンジンを積んだシングルーシーター「2Jet Z」が公道に放たれる!重量725kg、出力はアタックモード時に627馬力

参加車両は5,000以上

このNasholeのエンジンは5リッターV8(300馬力)で、エアクリーナーはボンネット上に突出した「サイコロ」型。
インジェクターではなくキャブ仕様となり、「サイドマフラー」を持っています。
ボディデザインやボディカラーは「レトロ」なイメージで、当時のクルマが現代まで時を重ねるとこうなるだろう、という感じのサビが再現。
リボンタイヤが使用されますが、タイヤそのものはボディの外にあるというホットロッド仕様です。

このコンテストの参加車両は5,000台を超え、Nashholeは最後まで残った「優勝候補」を抑えて見事勝ち残ったということになりますが、ホットウィールシリーズを展開するマテル社によると、このクルマを最優秀車両に選んだのは「オリジナリティ」そして「ガレージスピリット」。

審査についてはホットウィールのデザイナーや愛好家、ジェイ・レノに加えてモータートレンド誌の編集者も加わった、とのことですが、やはりカスタムカーづくりの情熱がもっとも重要ということなのかもしれません。。

最終的に残ったのは20車

そしてこちらが最後まで残った候補者たち。
マイアミ、フィラデルフィア、ヒューストン、ニュージャージ、ダラスなどほとんどがアメリカ国内からの参加ですが、「ドイツ」「メキシコ」からのエントリーも。
それぞれ様々なカスタムが施されています。

1

こちらはエントリーナンバー6から10まで。
「7」のHRギーガー風はかなりのインパクトですね。

2

エントリーナンバー11から15まで。
「12」はホンダS2000で、見るからにホットウィールっぽい外観を持っている、と思います。

15

エントリーナンバー16から20まで。
全体的に見て、スポーツカーよりも、(アメリカ人は)トラックやビートルが好きなのかもしれませんね。

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