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BMWの施設にて新型M5と現行M5とが並ぶ図。意外と変更は少ないようだ。なお新型M3にはMTが継続されることが明らかに

2019/11/28

| 新型M5はデイタイムランニングランプの変更で表情一新 |

新型BMW M5(フェイスリフト版)と現行M5とが並ぶめずらしいスパイフォトが公開。
これはニュルブルクリンク近郊にaru,BMWの「Mテストセンター」にて撮影されたものだそうですが、その変更はカモフラージュ越しにも「小さい」ように見えます。

現行M5はまだ登場してさほど時間が経過していないようには思われ、そのため外観もまったく古さを感じさせないもの(M5はもともと新しい世代のデザインを持っている)。
ただしBMWとしては、魅力向上・維持のために「定期的に」アップデートを行ってゆく必要があるということなのでしょうね。

新型BMW M5はシャープなイメージに?

そしてボンネット、フロントバンパー、ヘッドライト、キドニーグリルを中心にカモフラージュが施されているということは「それらが変更を受ける」と考えて良さそう。
キドニーグリルについては7シリーズのフェイスリフトの時のように「巨大化」するわけではなく、フレーム含む形状が変更されるにとどまるようです。

bmw-m5 (1)

逆に大きな変更があるのはヘッドライトで、デイタイムランニングランプの発光形状につき、これまでの「ヘキサゴン」から「直線基調」へ。
なお、この発光形状はBMWの中では「新しい」デザインであり、新型M5(5シリーズ)を境にこのデザインへと変わってゆくのかもしれません。
フロントバンパーについては偽装が厚く、どう変更されるのかはまったく判別できない状態です。

bmw-m5 (4)

ドアミラーやサイドステップがシートで覆われていないところを見るに、これらの部分は「変更なし」と考えて良さそう。

bmw-m5 (3)

一方でリアは厳重にカモフラージュが施され、リアバンパー、トランクリッド、テールランプが変更されることになりそうですね。

bmw-m5 (2)

新型M5のラインアップは現在と同じく「M5」「M5コンペティション」を維持する見込みですが、一説によると「M5 CS」が登場する可能性も。
そしてM5 CSには新設計のエンジンが積まれるというウワサもありますが、現時点では推測の域を出ない状態です。

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新型M3には「後輪駆動+マニュアル・トランスミッション」が存在

M5同様、プロトタイプが頻繁に目撃されているのが「新型M3」。
すでにベースとなる3シリーズが発売されてしばらく経過しますが、なかなか発表されないのが現状です。

このM3についても様々なウワサがあり、グレードがいくつか用意される、駆動方式には「FRと4WDがある」といったものも。
そして一説では「FR版は軽量シンプルなMT、4WD版はサーキットの走行タイム重視にてATのみ」ということでしたが、今回BMWのボス、マーカス・フラッシュ氏がRoad&Trackに対し、それを裏付けるコメントを発しています。

同氏によると、「新型M3は、これまでにないほど多様なパワートレーンを持つことになり、それは我々にとってもチャレンジだ。我々はより多くの顧客にアピールすることを狙っているが、まずほかのブランドを見ても分かる通り、ハイパフォーマンスカーに4WDは欠かせない。そして我々はM5からフィードバックを受けることができ、これを活用しない手はない」。

つまり4WDが存在するということがBMWが自身によって(改めて)語られたということになりますが、さらにトランスミッションについては「RWDモデルにはMTを用意する(逆にAWDモデルにはMTが用意されない)」とも。

今回の発言によって、これまでのウワサ、内部からとされる情報が確定となった、と考えて良さそうですね。

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なお、新型M3については「とんでもない」サイズのキドニーグリルが装着される可能性が高く、何かと話題を呼ぶことになりそうです。

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VIA:CARSCOOPS

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