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【動画】ブガッティ・ヴェイロンを2台所有するオレが維持費を語るぞ。オイル交換は毎年275万円、タイヤは2年に一回で415万円、ホイール交換は1.6万キロごとに550万円だ

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| スーパーカー/ハイパーカーを維持するのも楽じゃない |

たびたび報じられる、ブガッティ・ヴェイロンの「高すぎる」維持コスト。
今回、2台のヴェイロン(生産台数の0.44%)を所有するアメリカのビジネスマン、マニー・コシュビン(Manny Khoshbin)氏がその維持費用詳細を語る動画を公開しています。
なお、マニー・コシュビン氏は相当数のスーパーカー、ハイパーカーを所有するコレクターではあるものの、購入したクルマについては「走行によって価値が下がること」を気にせずに乗るというスタイルを貫いていることでも知られます(そこが人々の支持を集める理由だと思われる)。

エンジンオイル含む油脂類の交換は年に一度

マニー・コシュビン氏によると、ヴェイロンのエンジンオイル等油脂類の交換は年に一回が推奨されている、とのこと。
ちなみにそれにかかる費用は25,000ドル(約275万円・・・)で、これについては以前に北米のショップが、とんでもなく手間のかかるオイル交換の一部始終を公開しており、「これくらいかかっても仕方がない」ということが判明しています。※アンダーカーバーだけではなく、タイヤ、ブレーキ、リアフェンダー、カウルなどを外さなくてはならない

ちなみにヴェイロンのドレーンプラグは「16個」、つまり気筒ぶんだけあるようですね(普通のクルマは一個)。

【動画】オイル交換1回あたり230万円のブガッティ・ヴェイロン。自分で交換してみたらこうなった

なお、スーパーカーは発する「熱」が大きく、そのためにエンジンオイルはもちろん、ブレーキフルード、ミッションオイル、デフオイルなども「1年毎」の交換が推奨される場合も。
参考までにランボルギーニ・ガヤルドではこれらの「年ごと」総入れ替えが推奨されていましたが(全部入れ替えると15万円くらいかかった。それでもヴェイロンの1/18)、ウラカンではエンジンオイル以外の交換サイクルが長くなっていて、ちょっと維持費が下がっています。

ランボルギーニ・ウラカン車検完了。異常は見られずトータルで418,000円ナリ

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ちなみにマニー・コシュビン氏は自身がほかに持つポルシェ・カレラGTの維持費用も公開していて、これによると「毎年のオイル交換は20万円」。
これでも高いと思いますが、ヴェイロンに比較するとかなり安価だということになります。

米富豪「今日はポルシェ・カレラGTの嫌いなところ10箇所を紹介する」。トランクの狭さ、後方視界の悪さ、燃費、そしてオイル交換は”毎年20万円”など

ヴェイロンはタイヤ交換のみで415万円

さらに「タイヤ」について、ブガッティは2年毎の交換を推奨しており、そのコストは38,000ドル(約415万円)。
ホイールについては10,000マイル(約16,000キロ)ごとの交換が必要となり、この費用は50,000ドル(約550万円)という費用が請求されることになるようですね。

なお、スーパーカーはタイヤに掛かる負担が大きく、すり減らなくともサイドウォールにクラックが入り危険な状態になったりするので、摩耗に関係なくタイヤは定期的に交換する必要がありそう。
加えてミドシップカーの場合、リアタイヤの内側が「熱でやられる」ことも多く、ぼくのウラカンもトレッドがすり減る以前に「3-4年でサイドウォールにクラック」が入ったためにタイヤを交換しています。※正確に言うと、2年経過時点ですでにクラックが発生していた

ランボルギーニ・ウラカンのFタイヤ交換!費用は132,000円、普段見ることが出来ない裏面もチェックしてきた

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なお、ヴェイロンについてはタイヤとホイールとのかみ合わせ構造が「特殊」であり、ブガッティ正規ディーラー(サービス工場)以外ではタイヤの組み換え作業ができず、タイヤそのものも専用品なので他のタイヤは物理的に装着不可。
これは「高い速度で走ることができる代償」ということになりますが、後継モデルのシロンでは「普通のタイヤとホイール」へと変更されていて、マニー・コシュビン氏によると、シロンのタイヤ交換費用は実際に8,000ドル(約875,000円)に下がっている、とのこと。

これはタイヤ技術が進化し、ヴェイロンのような「特殊な方法」を用いなくとも負荷に耐えうるようになったためだと思われ、シロンの最高速については「タイヤが耐えることができない」ためにこれまで挑戦できなかった、とも語られています(無事にタイヤ問題を解決でき、400マイルを突破したのは記憶に新しい)。

今まで全力で走れなかったブガッティ・シロン。ミシュランが「シロンのパワーに耐えられるタイヤ開発に成功」との報道

こちらはマニー・コシュビン氏が所有するマンソリーによってカスタムされたヴェイロン。
は今後ブガッティ・シロン・エルメス、メルセデスAMG One、ケーニグセグ・ジェスコ、マクラーレン・スピードテール、フォードGT、ポルシェ935などの納車を控えており、こちらは「売りに出す」ことを検討しているようですね。

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そのほか、ハイパーカーの維持にはこれだけかかる

ヴェイロンについては以前にパーツ価格と工賃の一部が公開されており、たとえば燃料タンク本体は230万円、交換工賃が250万円、タービンは1つ115万円、交換工賃110万円など。
フォルクスワーゲンのTSIエンジンに採用されるタービンは「ひとつ15,000円」だとされているので、いかにパーツ(そして工賃も)が高額であるかがわかります。

ブガッティ・ヴェイロンの燃料タンク交換にかかる費用は480万円。ターボを交換すれば900万円

ただ、それでも驚かされるのは、ヴェイロンは1台売るごとに6億2400万円も損をしていたということで、高性能車の開発にはそうとうにお金がかかること、ハイパフォーマンスカーのニューモデルを出すのがいかに難しいかも理解できますね

ブガッティ・ヴェイロンは1台売るごとに6.24億の赤字だった!そのためブガッティのニューモデル投入につき親会社のVWは開発資金提供を渋っている模様

そしてワンオフモデルのブガッティ・ヴィジョングランツーリスモに至ってはタイヤ交換が1100万円、とも。

ブガッティVGTの維持費が一部公開。オイル交換200万円、タイヤ交換1100万円(ヴェイロンは400万円)・・・。

ほか、マクラーレンF1も相当に維持費が高いクルマとして知られ、タイヤ交換後はサーキットを借り切り、マクラーレンの指定するプロドライバーを雇ってアライメントやサスペンションの設定をやり直す必要があり、こちらの費用は合計で570万円。

マクラーレンF1の元オーナーが語る驚愕の維持費。「燃料関係の修理は5年に一回/1200万」「タイヤ570万」「乗らなくても年/600万」

ランボルギーニ・ガヤルドやウラカンの維持費用は「非常に高額」だと考えていましたが、ブガッティやマクラーレンF1に比較すると「数分の一」どころか「数十分の一」に収まっており、そのパフォーマンスに比較すればかなり安いと言っていいんじゃないかと思えてくるのが不思議です。

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VIA: Manny Khoshbin

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