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ブガッティ・シロン「エルメス・エディション」完成!内外装はホワイト、その理由はコレクターが苦労して最初に購入したクルマにあった

2019/12/26

| そして今は「エルメス」仕様のハイパーカーを三台も所有しようかという富豪に |

ブガッティが公式に「シロン・エルメス・エディション(Chiron Hermès Edition)」が完成した、と発表。
それに際して画像がインスタグラムにて公開されていますが、これまでには「暫定」だったいくつかのパーツも最終仕様へと交換され、「内外装ともに真っ白」に。

もちろんこの個体はカリフォルニア在住のコレクター、マニー・コシュビン(Manny Khoshbin)氏に納車されるもので、2016年に企画がスタートし、現在ようやく完成と相成ったわけですね。

「エルメス」はブラウンを好む

ボディカラーは「Hermès Craie(チョークのようなホワイト)」、そしてフロントグリルにはエルメスの「Hパターン」を模したもの、内外装のあちこちにはエルメスのブランドアイコンである「馬」をモチーフにしたグラフィックが採用されています。

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なお、マニー・コシュビン氏はほかにも「パガーニ・ウアイラ・エルメス」を所有しており、こちらは奥さんお気に入りのバーキン(エルメスのバッグ}とおそろいの内装カラーを持っていて、それにマッチしたブラウンとゴールドの外装、ブランドカラーでもあるオレンジのアクセントを持っていることが特徴。

【動画】あの大富豪婦人はこんな人だ!「アタシがパガーニ・ウアイラ・エルメスを紹介しちゃうわ。内装はこのバーキンと同じ色よ」

さらに同氏はマクラーレン・スピードテールにおいても「エルメス」仕様を製作している途中で、先日はエルメスそしてマクラーレンのスタッフを交えたミーティングの様子を公開しています。

【動画】マクラーレン×エルメスはこうやって仕様を決める。エルメスにて米富豪そしてマクラーレンのスタッフが集合して内外装を話し合う

エルメスは過去にこんなコラボモデルも

ちなみにブガッティとエルメスとのコラボレーションはこれが初めてではなく、ヴェイロン時代に「Bugatti Veyron Fbg par Hermès」なる限定モデルを発表したことも。
これは2008年にジュネーブ・モーターショーにて発表され、ボディカラーは「チョコレート」。
エルメスによるデザインのインテリアを持ち、エルメス製の専用ラゲッジセット、シルク製のボディカバーが付属します。
ただしこちらはマニー・コシュビン氏とは関係がなく、ブガッティ側による企画であり、日本では2億7800万円にて販売されていますね。

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もうひとつ参考までに、2010年にはヤマハのバイク、V MAXとエルメスとがコラボしたワンオフモデルも(ヤマハ公式)。
車体の多くがエルメス製レザーで覆われ、各部にブラウンが採用されています。

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そして今回の「シロン・エルメス・エディション」はブガッティの企画でもエルメスの企画でもなく、マニー・コシュビン氏主導のプロジェクト。
よってエルメスっぽいブラウンではなく、同氏が好む「ホワイト」が用いられているわけですね。

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なお、マニー・コシュビン氏が「最初に(お金を稼いで)購入した」クルマがこちら。
内外装やホイールのカラーまでもがシロン・エルメス・エディションに似ていて、同氏の原点がここにある、ということもわかります。

【動画】米富豪「納車されたポルシェ935を紹介する。俺は14歳で戦争から逃れてここに来て、今では37億円の豪邸、33億円のクルマに囲まれている。どうやったかを話そう」

シロン・エルメス・エディションの内装も真っ白。
随所に「HERMES」「1 of 1」の刻印、そしてエルメスの「馬」モチーフのグラフィックが見られます。
ホワイトとアルミ製ポリッシュパーツの相性がこれまた抜群。

リアウイングの裏側にも「馬」。

VIA:Bugatti

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