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【動画】CGじゃなく実物!1932年型フォード+F1+ホンダS2000をミックスして「もしも系レンダリング」を実際に作った猛者登場

2020/01/19

| レトロと未来、そしてサイバーパンク |

これまでにも完全にイカれたカスタムカーを紹介してきたHoonigan Autoforceですが、今回はこれまでにないほどブっ飛んだクルマが登場。
簡単に言うとホットロッドとF1とを組み合わせたようなクルマであり、もともとこれはアーロン・ベック氏なるレンダリングアーティストが発表した”もしも系”レンダリング、’32フォード・F1スタイルにインスパイアされたもの。

そしてレンダリングをもとに実車を作ったのがこのクルマですが、最近はレンダリングアーティストが発表した作品を再現するのがちょっとした流行でもあるようですね。

自分の描いた”理想のクルマ”のイラストが現実に!新しいカスタムの潮流となりそうな「もしも系レンダリングと実車のコラボ」。そのアーティストの作品を見てみよう

当初の名前は「F132」

なお、このクルマが最初に作られたときの名称は「F132」。
F1スタイルの’32フォードという意味だと思われ、しかし最初にこれを作った人はまもなくこれを手放してしまい、その後何人かオーナーが変わった後、現在のオーナーへと落ち着いた模様。

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リアはこう。
ウイングは二弾重ねの(ちょっと前の)F1風。
ストップランプはウイングにビルトインされています。

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リアディフューザーはかなり殺傷能力が高そう。

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とにかく衝撃的としかいいようがないルックスですが、ぼくはホットロッド大好きなので、この外観は「アリ」というか完全にストライク。

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たしかにルーフやリアトランク(?)の形状は’32フォードっぽい感じですね。

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サイドから見ると完全にホットロッド。
フロントエンジンなので実際には意味を成さないと思われるものの、F1をイメージしたサイドポンツーン、シュノーケルが装着されています。

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ヘッドライトはグリル内に仕込まれた「縦型」。
このあたりはテールランプ同様、未来っぽいイメージというかサイバーパンクっぽい雰囲気です。

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サスペンションはダイレクトなジョイントで構成されています。
フロントサスペンションはプッシュロッド式を採用しています。

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ミラーはGTミラー逆付け」。

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そのスタイルも筆舌尽くしがたいほどのインパクトを持ちますが、なんとフロントに収まるエンジンはホンダS2000に収まる名機”F20C”。
このF20Cは常用回転域が4,000回転くらい、レブリミットは9,000回転という乗用車ばなれしたキャラクターを持ち、自然吸気の2リッターエンジンながらも250馬力という高出力を誇ります。
ただ、あまりに扱いにくかったことからS2000後期モデルでは2.2リッターへと排気量を拡大し、トルクを厚くそして常用回転数を下げて扱いやすくしたF22Bへとスイッチさせたほど。

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マフラーはサイド出し。

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ナンバーが付いているので公道走行が可能なのだと思われますが、このクルマが合法に登録できるとは「アメリカは恐ろしい国」ですね(ほとんどの国ではオープンホイールは許可されていない)。

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「F132」のインテリアはこうなっている

ペダルはレーシングカー同様。

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なお、小判のような模様のシートは「ダイナマット」で、これは制振防音材。
フロアやドア、ルーフ全体に渡ってマットが貼られているので、意外と車内は静かなのかもしれません。

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こちらはメーター。
デジタル式で、S2000のメーターに似ているものの、どうやらオリジナルのようです。

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VIA:Hoonigan AutoFocus

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