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【動画】チューダー・ブラックベイを買う前に知っておくべきこと5つ!「チューダーは結局チューダーであってロレックスの代替ではない」など

2020/02/03

| ロレックス・サブマリーナを変えないからチューダー・ブラックベイを買うのはやめたほうが良さそうだ |

さて、日本に正式上陸した後大人気の「チューダー」。
かつては「チュードル」として知られ、ロレックスのディフュージョンブランドという位置づけで並行輸入されていたブランドでもありますね。

ただ、以前のチュードルはロレックスと共通のパーツを使用していたりと共通性を高めていたものの(それが魅力の一つでもあった)、近年ではロレックスとは異なるデザインを意図的に採用する方向性を強め、ケースサイズ(ときにはカラーも)、針、ベルトのデザインといったところにそれは顕著。

そして今回、「チューダー・ブラックベイ・フィフティエイト(TUDOR BLACK BAY FIFTY-EIGHT)を買う前に知っておくべき(注意しておくべき)こと5つ」という動画が公開されており、その内容を見てみましょう。

1.チューダー・ブラックベイ・フィフティエイトのケース径はサブマリーナよりも小さい

チューダー・ブラックベイにはケースサイズ41ミリという「ロレックス・サブマリーナよりも大きい」モデルも存在しますが、このフィフティ・エイトは39ミリと「サブマリーナの40ミリよりも小さく」、厚さは11.9ミリ、ラグの幅は47.5ミリというサイズを持っていて、これはかつての7924オイスター・プリンス・サブマリーナへのオマージュだと考えられる、とのこと。

ケース径が小さいので腕が細い人には向くものの、逆に腕が太い人、大きな腕時計を好む人はケース径41ミリの「ブラックベイ」を選んだほうがいい、と述べています。

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2.ベゼルの素材は傷つきやすいアルミニウム

次はベゼルの素材について。
チューダー・ブラックベイ・フィフティエイトのベゼル表面は、ロレックス・サブマリーナやオメガ・シーマスター・ダイバー300Mのようにセラミックではなく「アルミにアノダイズド(アルマイト)処理を行った」ものであり、これは傷つきやすく、かつ色あせやすいので要注意、とのこと。
ダイバーズウォッチということで傷や劣化を気にしない人にとっては「味が出る」として好まれますが、常に新品同様のルックスを求める人には注意を要するようですね。

なお、回転ベゼルは特殊なロッキングメカニズムを持っていて、押し込むようにして回すようです。

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3.ゴールド部分の色味がパーツによって異なる

チューダー・ブラックベイ・フィフティエイトのベゼルやダイヤルには「ローズゴールド」が使用されており、これは文字盤上の「TUDOR」の文字やエンブレムについても同じ。
ベルトのリベットと相まってクラシカルなイメージを演出する部分ではありますが、これらの色味と「時針と短針とにメッキされたゴールドとの色味」に差があって、時針と短針のほうはちょっと黄色っぽく見えるようですね。

なお、ロレックスに使用される針は酸化を避けるために「ゴールド(シルバーに見えるものはホワイトゴールド)」が使用されていますが、チューダーではコストダウンのためか「メッキ」が採用されることとなっています。

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4. ステンレスブレスのリベットが「フェイク」

チューダー・ブラックベイ・フィフティエイトには「ステンレススティール」「レザー」「ファブリック」3種類のベルトが存在しますが、そのうち「ステンレススティール」のベルトサイドにはリベットが打たれています。
これはロレックスとの差別化や、よりレトロな雰囲気を出すためだと思われるものの、これらリベットは実際にバックル左右を貫通して機能しているわけではなく、「単なる飾り」。
チューダーの性格を考えるに、「飾り」パーツを採用すること、そしてそこにコストを投じることはやや滑稽だと動画では指摘されており、購入を考えている人は「実際に手にとって見てみるべきだ」と述べています。

なお、ベルトやバックルの質感、操作した感触は非常に優れているとしながらも、クイックアジャストがないことについては不満を見せていて、高いお金(399,300円)を出してステンレススティール製ブレスレット採用モデルを購入するより、レザーベルト/ファブリックベルトモデル(365,200円)を購入したほうがいいのかもしれません。

ちなみにバックルはオールブラシ仕上げとなっているため、ここは「あまり傷を気にせず」使えて良さそうです。

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5.つまるところブラックベイはサブマリーナではない

これはよく言われることですが、「本当にブラックベイ・フィフティエイトを欲しくてこの腕時計を買うのか」ということ。
ほとんどの人が「サブマリーナの1/3で買える、サブマリーナによく似ている腕時計で、かつロレックスと実際に関係がある(模倣品ではない)」という理由でこれを購入していると思われますが(ぼくがもし購入するとしてもそれと同じ理由になる)、どこまで行ってもチューダーはチューダーであってロレックスではない、ということですね。

そして、そういった理由でチューダー・ブラックベイ・フィフティエイトを購入/着用し、そこでもし横にロレックス・サブマリーナを身に着けた人がいたらちょっと気まずいな、とも思います。

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ただ、そういったところを考慮にい入れてもチューダー・ブラックベイ・フィフティエイトは非常にコストパフォーマンスが高い腕時計であることは間違いなく、「ほぼ完璧」だと評するメディアもあるようですね。

VIA: Jenni Elle

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