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【動画】最高速432km/h、0−100km/h加速1.9秒!ケーニグセグの記録を破ったと豪語する「ジンガー21C」ハイパーカーが発表に

2020/02/22

| この性能、スペックはにわかには信じがたい |

先日ティーザー動画を公開したカリフォルニア拠点の振興ハイパーカーメーカー、Czinger(ジンガー)。
今回その第一弾となるハイパーカー”21C”を正式に発表し、0-400-0km/h記録を更新した、とも主張しています。
この0-400-0km/h記録については、停止状態から時速400キロまで加速し、そこから思いっきり減速して停止するまでのタイムを競うものですが、まずはブガッティがシロンにて「41.96秒」という記録を達成。
その後間もなくケーニグセグが「アゲーラRS」にてこれを一気に短縮する36.44秒を達成し、さらにその次は「レゲーラ」にて自身の持つ記録を33.29秒にまで短縮しています。

本当にこのパフォーマンスを実現できるのか

そして今回のジンガー21Cについて、なんと29秒という記録を樹立したと述べており、これが事実であればケーニグセグが黙っていないかもしれません。
なお、このジンガー21Cの0−100km/h加速については1.9秒、0-300-0km/hは15秒、最高速は432km/h、時速250キロ時のダウンフォースは250キロ。

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【動画】またまたケーニグセグが記録達成。レゲーラを使用し自身の持つ「0-400-0km/h」走行記録を3秒短縮

この異常なパフォーマンスを発揮するパワーユニットは2.88リッターV8ツインターボ(フラットプレーンクランク)に2つのエレクトリックモーター。
合計出力としてはエンジンが11,000回転(!)時に1250馬力を発生し、車体重量は1250kgなのでパワーウエイトレシオは1:1ということになりますね。
ガソリンエンジンは後輪を駆動し、モーターは前輪を駆動するとされるため4WDレイアウトを採用しているということになりますが、このガソリンエンジン11,000回転というのは尋常ではなく、これはアストンマーティン・ヴァルキリーに搭載される6.5リッターV12エンジンのレブリミットと同じ数字。

ちなみにエレクトリックモーターの出力やバッテリー容量、トランスミッション等は現段階では「不明」です。

アストンマーティンがヴァルキリーに使用される「1013馬力」エンジンを公開。自然吸気では自動車史上最高の出力を誇るユニットを見てみよう

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さらに驚かされるのは、ジンガーはこの21Cについて、すでに軽量版の「21Cライトウエイト」を用意。
こちらの車体重量は1,250kgから軽量化されて1,218kgとなり、つまりパワーウエイトレシオは1以下ということに。
なお、こちらのダウンフォースは標準モデルの250キロに対して790キロと強大で、そのために最高速度は432km/hから380km/hへとダウン。

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ネーミングの「21C」は「21世紀」を表し、実車の発表は3月3日にジュネーブ・モーターショーにて行われるということも明らかになっています。
納車時期について非公表ですが、製造はロサンゼルスで行われる、とのこと。

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なお、画像を見る限りではセンターシートのシングルシーター、もしくはタンデム式の2シーター(インテリアの画像は公表されていない)。

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テールランプそしてセンターに位置するエキゾーストパイプはかなり特徴的な形状ですね。

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リアグリルもやはり独特な形状。
そのデザインレベル、加工品質はなかなかに高く、そのあたりの新興ハイパーカーメーカーとは「ちょっと違う」ということも感じさせますね。

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VIA:Czinger Vehicles

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