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BMWが「ラグジュアリーとスポーツとの融合」、新型X5 M、X6 M発表!加えてBMWほぼ全車について4月から平均+0.5%の値上げ

2020/03/16

| グレードは「コンペティション」のみ、あえて高価格で攻めてきた |

BMWが、フルモデルチェンジ版となる「X5 Mコンペティション」「X6 Mコンペティション」を日本市場にて販売開始。
今回はベースモデルの「X5 M」「X6 M」の発売はなく、(今のところ)上位モデルの「コンペティション】のみの販売となっており、その価格はそれぞれ1859万円と1899万円。

なお、先代X5 Mの価格が1713万円、X6 Mの価格が1740万円だったので、140~150万円くらい値上がりしている、ということに。
出力については、先代の575馬力から625馬力へと大きく向上しています。

BMWは販売するグレードや仕様、ボディカラーを絞る傾向にあり、ここ数年は極端に「効率化」を図っているという印象も。
加えてX5/X6は「安くしたから売れる」というクルマではなく、そのために「上位グレードのみ」の導入としたのかもしれませんね。

新型BMW M5 M/M6 Mは「スポーツとラグジュアリーとの融合」

新型X5 Mコンペティション/X6 Mコンペティションに採用されるエンジンは4.4リッターV8”Mツインパワー・ターボ”。
Mスポーツ・エキゾースト・システムを装備し、出力は上述の通り625馬力で、トランスミッションには8速Mステップトロニック、駆動方式には4WD(M xDrive)が採用されています。
なお、0-100km/h加速は3.8秒だと公表されており、これは「(スポーツカーを含めたとしても)相当に速い」と言って良いタイムです。

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外観だとMモデル専用のキドニーグリル(ダブルバー採用)、エアロミラー、サイドギルを装着。
ボディサイズについては、X5 Mコンペティションが全長4955ミリ、全幅2015ミリ、全高1770ミリ、そして重量は2400kg。
X6 Mコンペティションだと全長4955ミリ、全幅2020ミリ、全高1695ミリ、重量2370kg。

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インテリアもM専用となり、フル・メリノ・レザーを使用したMマルチファンクションシート、Mセレクターレバー、そしてメーターやコントロールディスプレイのインターフェースも「M専用」に。

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BMWいわく、新型X5 Mコンペティション、X6 Mコンペティションは「ラグジュアリーとスポーツとの融合」とのことですが、まさにこれは言い得て妙という感じ。
「M」というと、もともとはモータースポーツから派生したシリーズであり、それだけに「SUVにM?」という風潮があるものの、「SUVのM」には、M3やM4が持ち得ないラグジュアリーさが備わっているように思われ、新たな境地を切り開いたクルマだとも考えています。

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BMWは「値上げ」も発表

そしてBMWは4月意向販売分から、「一部を除くBMW車」の値上げも発表。
これは平均すると+0.5%の値上げ幅となるそうですが、1000万円の車両だと「5万円の値上げ」ということになりますね。

もちろん今回発表されたX5 Mコンペティション、X6 Mコンペティションについては「値上げを織り込んだ価格」だと想定でき、ここからさらに値上げされることはないと考えています。

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VIA:BMW

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