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これぞ贅の極み!新型メルセデス・ベンツGLS400d(1263万円)/GLS580(1669万円)が発売開始。ゴルフバッグは余裕で4つを「縦に」収納可

2020/03/24

| メルセデス・ベンツの「フラッグシップSUV」が満を持して登場 |

メルセデス・ベンツ日本が新型「GLS400d 4MATIC」と「GLSUV580 4MATICスポーツ」を発売開始。
価格については前者が1263万円、後者が1669万円に設定され、納車はGLS400dが現在から開始可能、GLS580は6月以降だと発表されています。

先代GLSは、当時提携関係にあったクライスラーが持つダッジ・デュランゴと共通のプラットフォームを持っていましたが、今回の新型GLSはメルセデス・ベンツ専用のMHA(モジュラー・ハイ・アーキテクチャ)プラットフォームを採用しており、名実ともにメルセデス・ベンツのSUVシリーズにおける「フラッグシップ」たるに相応しいモデルへと進化しているようですね。

新型メルセデス・ベンツGLSは先代に比べて77ミリ長く、22ミリ広くなっており、全長5,207ミリ、全幅1,956ミリ、全高1,822ミリ、そしてホイールベースは60ミリ拡大して3,137ミリへ。
ホイールベース拡大分は2列めと3列めシートのレッグスペースに充てられていますが、3列それぞれに独立調整が可能なエアコンが与えられるなど、7人乗りとしては最も高級な部類に属していると言えそうです(欧州仕様は3列目もシート角度など電動調整が可能)。

なお、メルセデス・ベンツは新型GLSについて「メルセデス・ベンツ最大のラグジュアリーSUV」「ラグジュアリーの真髄をまとうフラッグシップ」と表現しており、当然ながら”ラグジュアリー推し”となっています。

新型メルセデス・ベンツGLSはこんなクルマ

「GLS 580 4MATIC」のパワートレーンは、48ボルト・エレクトリックシステム(22馬力)とV8エンジン(489馬力)とを組み合わせた489馬力のマイルドハイブリッド(ISG)、「GLS 400d 4MATIC」のパワートレーンは3リッター直6ディーゼル(330馬力)。

そのほか、機能的な特徴としては「道路の凹凸やコーナリング状態に合わせて快適な乗り心地を作り出す、アクティブサスペンション「E-ACTIVE BODY CONTROL」を日本初搭載」「最新の安全運転支援システムを標準装備」といったところが紹介されています。

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エクステリアは「優雅な曲面」

新型メルセデス・ベンツGLSの外観は、最近同社が推し進める「Sensual Purity=官能的純粋」なるデザイン言語に基づき、極限まで段差やプレスラインを排除したもの。
よってバンパーとボディ、ヘッドライトやテールランプとの境界など、あらゆる部分において「ツルッとした」表面を持つこととなっています。

メルセデス・ベンツはこれによってラグジュアリーさ、そして力強さを両立したとアピールしていますが、たしかにどっしりとした安定感を感じさせますね。

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こちらはGLS 450d 4MATIC。
フロントグリルにはベンツマークからルーバーの伸びるウインググリルが装着され、ボンネット上には二本のパワードームが装着されます。

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GLS580 4MATICは専用のバンパーが与えられ、ガバっと大きく口を開けたデザインが特徴です。

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テールランプ内部は現在メルセデス・ベンツが採用を進める「ブロックデザイン」。
メルセデス・ベンツはけっこう頻繁にリアコンビランプのデザインを変更する傾向にあり、これまでにも「バタフライ」「スターダスト」といった意匠が採用されていますね。

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インテリアも「贅を極める」

インテリアについては液晶メーター、そしてそれに並ぶインフォテイメントシステム操作用パネルを中心とした「最近のメルセデス・ベンツ」。
エアコン吹出口は「ジェット戦闘機のアフターバーナーがモチーフ」の丸型ではなく、「ウインググリル内のルーバーをモチーフ」としたスクエア形状。

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使用される素材はレザーやウッドなど、視覚的にも高級感を感じさせるもので、そのほかの装備としてはアンビエントライト、本革巻ウッドステアリング、ブルメスター・サラウンドサウンドシステム、シートヒーター&シートベンチレーター、ワイヤレスチャージング、ブランドロゴプロジェクターライト、イルミネーテッドランニングボード、ヘッドアップディスプレイ。360度カメラシステムパーキングアシスト、ステアリングヒーター、パノラミックスライディングルーフ、ドアクロージングサポーターなどが主なものとして挙げられています。

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そして高い積載性も新型メルセデス・ベンツGLSの特徴のひとつであり、3列目シートを使用しているときでも355L、これを倒すと1350L、2列めシートを倒すと2400Lまで拡大(いずれも電動にて倒すことができる)。

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なお、2列めシートを倒さなくてもゴルフバッグが縦に4つ入るという驚異の収納力を見せています。

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参考までに、海の向こうでは新型GLSをベースにした「GLSマイバッハ」も発表されていますが、こちらが日本でも販売されるのかどうかは不明。
ただし、ベントレー・ベンテイガやロールスロイス・カリナン、ランボルギーニ・ウルスといった高価格帯SUVの販売が好調であることを鑑みるに、まず日本でも発売されると考えて良さそう。

【動画】もっとも高級なマイバッハ、「メルセデス・マイバッハGLS」のレビューが到着。アノ部分はこうなっていた

加えてメルセデス・ベンツ日本は「価格改定を行う」とアナウンスしているものの、具体的な車種ごとの値上げ幅や次期については公表がなく、こちらについては続報が待たれるところです。

VIA:Mercedes-Benz

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