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MTのフェラーリ599GTBが8200万円で落札。MTとは何かを考える

投稿日:2015/03/19 更新日:

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RMオークションに出品された、マニュアル・トランスミッション仕様のフェラーリ599GTBがなんと邦貨換算8200万円で落札されたそうです。
RMオークションでは2400-3400万円程度だろうとの予測だったそうで、これを大きく上回る結果となったわけですね。

北米に上陸したのはわずか20台という非常に希少な車ですが、さすがにマニュアル好きのアメリカ人、というところですね(AT比率は多いが、趣味性の高い車にはMTを求める傾向にある)。

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マニュアル・トランスミッションはじき絶滅すると考えていますが、そもそもスポーツカーやスーパーカー自体が「まったくもって無駄」な乗り物であることは間違いなく、その無駄な乗り物には、もしかすると「効率やタイムを重視したツインクラッチ」ではなく、自分の足でクラッチをつないで自分の手で(スイッチではなく)シフトレバーを動かす、という作法を要求されるMTのほうが良いのかもしれません。

ポルシェ・ケイマンGT4は「MTのみ」で大きく注目を集めましたし、911GT3RSは逆にPDKのみであったことで失望したという意見もありましたが(ぼくも同意見です)、やはり「自分の手足でギア操作を行う」というのは特別な行為である、とぼくは考えています。

物理的・時間的なロスを考えるとデュアルクラッチが最適だとは思いますが、デュアルクラッチといえど基本的にはオートマティックなので、なんだかんだで(普通に走行している限り)車任せのギア選択にはなるかと思うのですね。
しかし、ぼくは同じ走行するにしても、「車がギアを選ぶことと、自分でギアを選ぶこと」には決定的な差があり、そこには大きな意味がある、と認識しています。

先日、所用で軽トラを運転する機会があり、その軽トラはMTだったのですが、久しぶりにMTを運転して「軽トラといえどもMTとはこんなに楽しいものだったのか」と感じたことがあり、やはりMTは格別の味がある、とは考えます。

997GT3(後期)が登場する時にも「MTがなくなる」という話がありましたが、その際にポルシェはぼくらの期待に応えてくれてMTを登場させてくれたわけですね。
そのときのポルシェの開発責任者が「MTじゃないと、ドーナツターンができないじゃないか」とコメントしていたのが印象的でしたが、MTとは「そういうもの」だとぼくは考えています。

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