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アストンマーティンがフィスカーを訴える。「許可無しのコピー」

2017/05/11


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アストンマーティンがヘンリク・フィスカーを訴えるという事態に。
ヘンリク・フィスカーはかつてのアストンマーティンのデザイナー(DB9やV8ヴァンテージをデザインしている)なのですが、現在は自分の会社を持ってチューニングカーなどを展開中。

今回はバンキッシュをベースとした「サンダーボルト」を発表したのですが、アストンマーティンはそれを「許可がない違法なコピー」としているわけですね。

映画「ソーシャル・ネットワーク」では「紳士は相手を訴えない」とありましたが、バリバリの英国企業であるアストンマーティンは紳士ではないのか、と思ったりします。


関連投稿:今度はフィスカーがアストンマーティンを訴える。120億円の損害賠償

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先日アストンマーティンがフィスカーのデザインした車「サンダーボルト」をアストンマーティンのコピーと訴えたことで、そのサンダーボルトの発売はお蔵入り。
その後にフィスカー氏が「フォース1」のスケッチを公開したところ、これまたアストンマーティンがボンドカー「DB10」に似ている、とクレームをつける事態に。

なお「フォース1」はスケッチのみの公開であり、モックアップすらも作っていないデザインに文句をつけられたことでさすがにフィスカー氏が激怒し、アストンマーティンを相手取り損害賠償120億円を請求。

フィスカー氏とアストンマーティンは無関係ではなく、かつてはアストンマーティンのデザイナーとしてDB9やV8ヴァンテージをデザインしていますが、それがこういった仲になってしまったというのは至極残念です。

本件に関してはむしろアストンマーティン自身が自らの価値を下げているようにも感じられ、第三者から見ると「スケッチのみを指して自社の車に似ている」とするのはやや無理があるようにも感じます。

関連投稿:アストン/BMWをデザインしたフィスカー氏があたらしい会社を作りたい意向

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アストンマーティンDB9、BMW Z8をデザインし、自身のブランドからはフィスカー・カルマ、それが失敗したのちはギャルピンと組んでロケット・マスタングなどを発表しているヘンリク・フィスカー。

そのフィスカー氏がどうやら新しい自身の会社を作りたい意向のようです。
それが自動車ブランドなのかデザインスタジオなのかは不明ですが、情熱が有り余る人なのでしょうね。

なおイアン・カラム同様にデザインに非常に特徴があり、そのブランドの特徴や伝統を活かしたり、その上で会社の要望に沿ったデザインを行うというよりは「我が道を行く」タイプで、その作品には強く個性が発揮されます。
そのために会社の中でデザインを行うというよりは、やはり自分の会社を持ち、思い通りにデザインしたい、という人なのだと思います。

抑揚の強いボディライン特にマッシブなリアフェンダーが特徴的で、フロントは多きく先端を絞った攻撃的なデザインが得意なようですね(とくにロケット・マスタングはオリジナルと比べてみるとその差がわかりやすい)。

デザイナーによっても器用に要望に応じて才能を発揮できる人(ジウジアーロ、ルク、ドンカーヴォルケ、ワルター・デ・シルヴァなど)、どのブランドに移ってもその人の個性が現れる人(ヘンリク・フィスカー、イアン・カラムなど)等様々で面白いと思います。

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