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【まとめ】ポルシェ981ボクスターに装着したオプション、装着せず後悔したオプション

2013/12/18

boxster

微妙な価格設定。ポルシェ981ボクスターのオプション(電動格納ミラー)

ポルシェのスポーツモデルは驚くことに、未だ持ってミラーを倒すのが「手動」です。
なので、立体駐車場へ保管する場合や、その他ミラーを頻繁に折りたたまねばならない人は、このオプション(53,000円)を選択する必要があります。
これを選択すると、ドアミラー下にLEDが内蔵されるようになり、暗所でロック/アンロックする際に地面を照らしてくれます。

ちなみに911の役モノ系(ターボ、GT3など)や50周年アニバーサリーモデルのミラーは足が2本あるタイプですが、これらのモデルに電動ミ ラーを装着すると、通常モデルと同じ形状のミラーになる、という記載を見たことがあります。
たしかに、あの役モノ系ミラーは見たところ、折りたたみが難しそうですね。

ポルシェ・981ボクスター”選択しておけば良かったと思うオプション”PASM

「PASM(ポルシェ・アクティブ・サスペンション・マネージメント)」はサスペンションの硬さを調整できる、という意味の他にも「1センチ車高が落ちる」という意味でも有用なオプション。
981ボクスターは比較的大きな経のタイヤを採用していますが、タイヤとホイールアーチとのクリアランスも大きく、そのままでは「ちょっとアレ」 です。

オフセットの関係で、986/987世代に比べるとタイヤがやや外に出てはいるのですが、やはりなんとか車高は下げたいですよね。

スポーツシャシーを選ぶと2センチ下がりますが、そこまでのハードさは日常の使用には厳しく(スポーツシャシーはダンピング調整ができない)、し たがって下がり幅は1センチではありますが、PASMがベターかと思います。
※自動車における1センチはけっこう大きい

スポーツクロノパッケージ装着時には総合的に車両の特性が変更され、それにはPASMも含まれるので、スポーツクロノと同時装着すればより良いかと思います。

これは後付けできないオプションなので、迷ったときは「とりあえず付けておく」と後で後悔がないと思います。

ポルシェ981ボクスター「あれば良かったオプション」~カラーメーターパネル

981ボクスターのオプション、「カラーメーターパネル」。
997カレラでは注文したオプションですが、比較的満足度の高いオプションですね(その面積に比べると非常に高価ですが)。

ただし今回の981ボクスターではそれを選ばずにスタンダードのまま。
できれば付けておきたかったのですが、それは今更どうしようもありません。
とくに2.7Lモデルではメーターパネルが地味なので、これがあれば視覚的にも盛り上がり、運転を楽しくしてくれるものと思います。

ポルシェ981ボクスターのオプション~ボクスターSホイール(19インチ)について

981ボクスターのオプション、ボクスターSホイール(253,000円)。
ポルシェらしい、ラウンドしたリムとスポークを持つホイールですね。
ちなみにこの上のランクのオプション(カレラSホイール、カレラクラシックホイール)になると、よりエッジの効いた、見た目にも軽そうなホイール になってゆきます。

スポークの先端が刺又のように分かれていますが、これは987/997世代から採用されるモチーフであり、形状を変えて981世代にも採用されて いるわけですね。
ポルシェセンター北大阪さんにて、納車前にゴールドにペイントしていただいています。

しかしながらオフセット等考えると、やはり20インチサイズのほうが良いかもですね。

ポルシェ981ボクスターのオプション~2トーンレザーインテリアについて

ぼくの981 BOXSTERに装着される内装系オプション、「2トーンレザー・インテリア」。カラーはペドルグレー+アゲートグレー。

アゲートグレーは濃いほうのグレーで、ちょっと茶色が混じったようなシックな塩梅の色です。
ペドルグレーは逆に青の入った、ペールトーンのグレー。
同じグレーながらもかなり印象の異なるグレーの組み合わせですが、けっこう落ち着いた印象もあり、内装のアルミ調パーツとマッチングが良いかと思 います。

また、樹脂の黒い部分とも色の落差があまりないので、比較的統一感が出て高級感も増しているかと考えています。
シート座面のペドルグレーの部分はパンチレザーになっていますね。

納車時は「汚れやすいんじゃないか」と考えていたのですが、色の濃いジーンズを履いて乗ってもさほど汚れる気配もなく、今ではノンウォッシュのジーンズを履いてバンバン乗っています。

いったん使い始めるとマストアイテムに。ポルシェ981ボクスターのオプション~空気圧モニタリングシステム

ポルシェの純正オプション、タイヤ圧モニタリングシステム(110,000円)。

メチャクチャに高い、という印象ですが安全に関わるものですのであると安心。
空気圧はメーター右端のマルチインフォーメーションディスプレイに表示されます。

いったん気にし始めるとやたらと見てしまう癖がつき、わりとこまめにチェックしています。
何度か空気圧が下がって表示されたことがありますが、実際に空気圧を測ると同様に空気が減っていたりして、比較的精度の高いセンサーを使用しているようですね(純正、社外品問わずエラーを出すものもある。そうなると全く意味が無い)。

高価だが払い甲斐がある?ポルシェ981ボクスターのオプション~スポーツデザインステアリング

ぼくの981ボクスターに装着されているオプション、スポーツデザインステアリングホイール(74,000円)。

見た目がかなり変わりますし、きらびやか且つ豪華になるのでオススメのアイテム。一気に車内が華やかになります。
パドルも付いてくるので、お得感があると考えています。
パドルの「+/-」にイルミがあったり(ポルシェは全体的にイルミが少ない)、オーディオコントロールがあれば良かったのになあ、と思うこともありますが、主な目的が「スポーツ走行」 のためですので、そこは何かを犠牲にするのは仕方のないことですね。

なお、「スポーツモード/スポーツモードプラス/ローンチコントロール」を選択した時、スポーク内に設けられたインジケーターが点灯します。

費用対効果では有用?ポルシェ981ボクスターのオプション~カラーシートベルト

ぼくのボクスター(981)に装着されているオプション、カラーシートベルト(44,000円) 。

内装のオプションとしては、比較的安価かもしれないオプションですね。
ぼくの場合は「グレー」なので目立ちませんが、イエローやレッドだとかなり満足度も高そうです。
アウディだと内装色に対応したシートベルトが装備されると思いますが(モデルによる?)、ポルシェの場合はオプションです。

これは便利。ポルシェ981ボクスターのオプション~シートヒーター

ぼくの981ボクスターに装着されるオプション、おなじみシートヒーター(77000円)。

冬場にトップを開けた際には重宝しますね。
オープンカーを1年通して経験していないと、オープンカーというと「夏」というイメージがあるかもしれませんが、現実的に夏場にオープンにすると 直射日光によって死にそうになるので、季節的に言えば、ぼくは冬にオープンにすることが多いです(もしくは夏、春/秋の夜)。

春や秋であっても日中は日差しが強かったり、時間帯によって気温が大きく変わるので、春秋の日中もあまり幌を開けることはありません。

ボクスターは意外と風の巻き込みが少ないので、冬場のオープンであっても、傍から見るよりは寒そうに感じないのですが(これにシートヒーターがあ ればさらに快適)、冬場にオープンにすると、冷たい風よりも周囲の目線(この寒いのに屋根を開けてバッカじゃないの)のほうが痛いですね。
なお、エアコンが効くよりもシートヒーターが暖まる方が早く、やはり寒い日には効果を発揮します。

なお、腰痛が出た場合は痛みを緩和するにも有効です。
加えて言うなれば、ボクスターのシートは座った時に横から見た姿勢が「V字」になるので、体重を分散させて座ることができます。
ということは下からの衝撃を分散して逃すことが出来るわけで、これも腰痛には優しい構造ですね。

ポルシェ981ボクスター「あればよかったオプション」~パークアシストシステム

ぼくの981ボクスターにおいて「装着しなかったが、あったほうが良かったなあ」と思うオプション。

ここ最近乗ってきた車に(シロッコ、TT、イヴォーク)にはいずれも装備されており、すっかりパークアシストに慣れきっていたので、久しぶりにパークアシストのない車に乗ると困惑することがあります。

それまではパークアシストの付いていない車でも不便を感じなかったのに、慣れとは恐ろしいものです。

ボクスターはミドシップではあるものの、意外と座っている位置からフロントノーズ先端までの距離が長いですし、リヤも視界が良くありませんし、さ らには後付けが困難なものですので、予算があれば装備しておきたいですね。

これは便利。ポルシェ981ボクスターのオプション~バックカメラについて

ポルシェセンター北大阪さんにて、納車前に装着していただきました(
いわゆる”メーカーオプション”ではなく”ディーラーオプション”というやつです)。
専用に作られているので、「リヤバンパーギリギリ」に位置を確認しやすいのも良いですね。

(ガヤルド、シロッコ、イヴォークのものに比べて)解像度が高く、かなり見やすいので思ったよりも重宝しています。

981ボクスターはリヤの隔壁が高くなっており、後方視界がかなり遮られますので、安全のためにはぜひ装備しておきたいオプションだと思います。

ポルシェ981ボクスター「あれば良かったオプション」~ロールオーバーバー・ボディ同色塗装

981ボクスターのあれば良かったオプション、ロールオーバー・バーボディ同色(90,000円)。

981ボクスターになってからはロールバー(正確にはカバー)がボディや内装と連続性を持たせてデザインされるようになりました。
そのため、ロールバーをボディ同色に塗ると、ロールバーもボディの一部のように見えて、かなり先進的な印象が出ます。

とくに内装色との落差が大きなボディカラー、たとえばホワイトやイエローは効果が大きいですね。
逆に濃色系、ブラックやダークブルーなどは、明るいところでないと塗っていることすらわかりません。

その場合は「アルミカラー」を選ぶ手もありますが、そうなるとせっかくの「ボディとの連続性」が色によって遮断されることになるので、できればぼ くは「ボディカラー同色」を選んだほうが良い、と思います。

ただし、ボディカラーがシルバーやメタリックグレーの場合は、アルミカラーのロールバーを選ぶと、ボディカラーとの微妙な(同系色の)コントラス トを楽しめるので良さそうです。

また、ブラウン系などシックなボディカラーの場合も、アルミカラーのロールバーを選ぶとクラシカルな雰囲気でうまくまとまりそうですね。

ボディカラーによって、また持ってゆきたい方向性にもよりますが、いずれにしても981ボクスターの場合はその効果が大きく、塗ったほうが良い部 分です。

ただし、これは納車後にも取り外して塗ることが容易で、注文時の金額(9万円)よりも安く仕上がる可能性が高く、かつその場合は自由に色を選べま すし、純正では塗ってくれない「ロールバーの前半分」の色も塗ることができるので、特殊な色に塗りたい場合は納車後に塗ったほうが良いかもしれま せん。
※ぼくは納車後にポルシェセンター北大阪さんに依頼して塗ってもらっています。価格は依頼する先によって異なると思うので、ポルシェセンターであっても一律ではないと思います。


ポルシェ981ボクスターのオプション~BOSEサラウンドシステムについて

BOSEサラウンドシステム(106,000円)。
パナメーラやカイエンのBOSEサラウンドシステムについてはかなり良くできていると思いますが、911、ボクスター、ケイマンのBOSEはパナメーラ、カイエンほど劇的ではありません。

室内へ侵入してくる音の差がもしれませんが、室内空間に限りがある、というのも一つの理由でしょうね。
さらに、BOSE全般に当てはまりますが、「クリアな音、豊かな低音」は再現できるものの、けして「原音に忠実」なわけではなく、楽器の音を忠実に再現できているとは言えません。

ただし、BOSEのデジタルアンプは比較的優秀であり、取り付けスペース・方法もBOSE非選択の場合に比べると有利になりますので、あえてBOSEサラウンドシステムを装着し、後にスピーカーを入れ替える、というのもアリかもです(スピーカーの抵抗値が違うので苦労しますが)。

価格的にはほかのオプションに比べるとさほど高額でもない(純正オーディのまま購入し、後にスピーカーを入れ替えることを考えても安価)ので、まずはこれを選択し、その後に「次(アンプを活用してスピーカーを入れ替えるなど)」を考えても良いかもしれません。

ただしボーズのスピーカー(アンプも)は抵抗値が一般的な製品とは異なるので、スピーカー入れ替えの際はその対応は必要になります。


使い方次第。ポルシェ981ボクスターのオプション(スポーツクロノパッケージ)について

さて、ぼくの981ボクスターに装着されている、スポーツクロノパッケージ(358,000円)。
これを装着すると、メーター内の表示(Gセンサー)や、おなじみダッシュ中央の時計はもちろん、様々な装備が付与されます。
ダイナミックトランスミッション・マウントやスポーツプラス・スイッチもそうですね。

PDKとセットの場合はローンチ・コントロールとレーシング・シフトプログラムも付加されることになりますので、PDKとのセットが理想的。
ぼくの車両にはついていませんが、PASMとの同時装着だとダンピングも同時に制御できるので、さらに面白いものになると思います。

ここぞという時にしか使用する機会はありませんが、使用したときはその恩恵をはっきりと感じられる装備です。

PASMとは異なり視覚的にも「付けた」ことがわかるオプションですので、できれば装着したいところですね。

やはり必須。ポルシェ981ボクスターのオプション(ウインドディフレクター)

とりあえず定番のウィンドディフレクター(48,000円)。
小さなパーツですが効果は大きく、これがないとオープン時に車内が悲惨なことになります。
ただ、なぜか981ボクスター世代から「メッシュ」が採用になりました(それまでは透明の板)。

981ボクスターはロールバーが太くなり、かつ幌格納システムと幌の形状変更のためか、幌を格納した状態で今までより「(たぶん)盛り上がった」 状態となり、後方確認を行いにくくなっています。

にもかかわらず透明の板→メッシュ、になったことで、さらにメッシュのディフレクターの枠がつくことで後方視界が過去最高レベルに悪くなっている のですが、やはり重要なパーツであることには代わりがありません。
なお、このオプションを選択していないと市販の「透明の板」も装着できないので、やはり必須オプションかと思います。


造形が素晴らしい(が価格が高い)ポルシェ981ボクスターのオプション(アルミニウムPDKセレクターレバー)について

981ボクスターに装着したオプション、アルミニウムPDKセレクターレバー(94,000円)。
先代(987ボクスター)からラインナップされていたと思いますが、おそらくは997ターボ登場時に一緒にラインナップされたオプションだと記憶しています。

高価ですが、それなりに見た目も変わるので、お金の出甲斐はあると思います。
つねに目にはいる部分でもあり、満足度は高いですね。

981ボクスターの”あれば良かったオプション”、カラーキー(39,000円)。

キーの形状が特殊になった991/981ですが、そのキーをボディカラー同色にできる、というオプションが登場(これを選ばない状態だと、画像のように黒い樹脂むき出し)。

ぼく的にはけっこう払いがいのあるオプションだと思いますが、ダークブルーメタリックだと、もともとのキーの色(黒)と大差なく、明るいボディカ ラー同色のほうが満足度が高そうですね。

車両発注時でなくともディーラーオプションとして選択も可能(カバーのみで21,000円、ただし車体と同時発注だとリモコンキー本体までも付属)です。

なお、e-bayなどでこのカバーのみを販売しており(社外品)、色々なカラー、色々な柄(カーボンやヒョウ柄など)があります。
成型色そのままのもの(色ハゲの心配がない)、塗装したもの、ウオータートランスファーを利用したものなど、様々なものがあります。

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