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ランボルギーニ・ウラカンのバリエーション〜ランボルギーニ・ウラカンLP610-4スパイダー
2017/06/16
ランボルギーニが「ウラカンLP610-4スパイダー」の画像をリリース。
既報のとおり電動式のファブリック製ルーフを備え、ブラック、レッド、ブラウンの3色を選択することが可能。
トップの開閉に要するのは17秒で、時速50キロ以下での走行中も開閉操作ができます。
後部ウインドウに関しては開閉が可能とのことで、ソフトトップを開け放った時には豪快なエンジンサウンドを聞くこともできる構造ですね(ホンダS660と同じ)。
前後バンパーなどクーペと変わるところはありませんが、リアセクションの高さが上がっているように見え、アヴェンタドール・ロードスターのような強い囲まれ感があるように思います。
これはガヤルド・スパイダーでリアデッキを低く押さえていたのとは対照的で、これによって相当にエキゾチックな雰囲気が増しているようですね(クーペよりも格好良いかもしれない)。
アンダーボディに関してはディフューザーを大型化したとのことですが、画像で見る限りはわかりにくく、微細な変更なのかもしれません。
ただしこの「大型化した」はウラカン・クーペに大してなのか、ガヤルド・スパイダーに対してなのかは不明で、文脈から判断するに(内蔵されたリアスポイラーとあわせてダウンフォースを50%増加、とあるので)ガヤルド・スパイダーに対しての変更かと思われます。
エンジンは変わらずV10/610馬力ですが、0-100キロ加速はクーペ比で+0.2秒となる3.4秒、最高時速は-1キロの時速324キロ。
しかしながらエンジンは「そのまま」ではなく最新技術が盛り込まれ、「気筒休止システム」を搭載するのが大きなトピック。
加えて4WDシステムのセットアップにも変更を加えたとのことで、より優れたハンドリングを実現している、とランボルギーニは伝えています(気筒休止システムとともに、このセットアップ変更はウラカンLP610-4クーペの2016年モデルにも反映されるかもしれない)。
ウラカン・スパイダーのシャシーはガヤルドに比べて40%剛性が増しているとされ、ドライウエイトは補強の関係もあり1542キロに(ウラカン・クーペは1422キロとされるが計測方法の差もあり、単純に比較できないかもしれない)。
なおフェラーリ488スパイダーはクーペの+50kgに収まり、パフォーマンスにおいては488GTB/488スパイダーとも同じ(マクラーレン650Sもクーペ/スパイダーでパフォーマンスが同一)。
残念ながらエンジンをガラスフード越しに確認することはできませんが、リアフードのルーバーは健在。
画像では光沢があるように見えますが、これはウラカン・クーペ同様、「スタイル・パッケージ」にて、フロントスプリッタ、各種グリル、テールパイプとあわせてグロスブラックに塗装されているのかもですね。
ウラカン・スパイダーのデリバリーは2016年春からで、価格はクーペのおよそ10%増し。
ウラカン・スパイダーの登場によってクーペにもなんらかの変更があるでしょうし、オプションなどの選択肢が広がる可能性もあると思われます。
※日本での価格も発表され、3025万円(税抜き)/3267万円(税込み)。
なお現時点では、Aピラーがブラックのものとボディカラー同色のものと二種類ある模様(両方ともVWグループ前夜祭で公開されたもの)。
どちらが標準で、どちらがオプションなのかは不明です。
ウラカンLP610-4スパイダーのサイトがオープン。
スペック等の記載があり、詳細を確認できます(発表時のプレスリリースはこちら)。
おそらく今回のウラカン・スパイダーの発表にあわせてオプションも更新されると思うのですが、今のところオフィシャルサイト上では新オプションの追加はない模様。
なお新たなプロモーションビデオも公開に。
最近のランボルギーニらしい、ちょっと大掛かりなものです。
発表前から「空」を意識したプロモーションを行っていましたが、今回の動画も同じですね。
ウラカン・スパイダーはリアデッキが非常に高く、アヴェンタドール・ロードスターのような雰囲気を持っていますが、思っていたよりもずっと素晴らしいスタイリングで登場したと考えています。
488スパイダーも同じですが、トップのマスが極端に小さくデザインされており、それによって、よりワイドで視覚的重心が低くなっているように感じられ、クーペよりも精悍に見えるようにも思います。
正直なところ今からウラカンの購入を考えるとするとおそらくはスパイダーを選ぶと考えていますが、同じように思う人も多いかもしれず、もしかするとスパイダーはクーペ以上の販売台数となるかもしれませんね。
VWグループ前夜祭でのアウディグループ前夜祭でのランボルギーニ・ウラカンLP610-4スパイダー発表の様子が公開に。
残念ながらほろの開閉の様子はありませんが、公開された画像の通りブルー、そしてオレンジ(ちょっと薄く見える。新色かもしれない)の車両が公開に。
一般公開日には、また別の仕様のウラカン・スパイダーが公開されるかもしれませんね。
来年のジュネーブをデビューの場に選ぶと言われたランボルギーニ・ウラカン・スパイダーですが、ランボルギーニが公式に「フランクフルトでデビュー」とアナウンス。※画像は非オフィシャル
つまりは来月にはその姿を見ることができる、ということですね。
なお、ウラカン・スパイダーはもう受注を開始しているようで、ある程度情報が定まっているようです(ランボルギーニ青山さんのブログでは”新ラインナップを2モデル追加”とあり、価格も決まっているかも)。
ランボルギーニはほかにアヴェンタドールベースのハイパーカー、「ハイパーヴェローチェ(仮)」も同時にデビューさせますが、ハイパーヴェローチェはこの「2モデル」に含まれるとは考えにくく、もしかするとほかにもサプライズがあるかもしれませんね。
ウラカンに関しては流れ上、後輪駆動モデルの発表もあるはずですし、マクラーレンが650S/フェラーリが488GTBへと進化した今、ランボルギーニとしてはウラカンのハイパフォーマンス版の発表も急がれます。
もしかすると2WDモデルが(ガヤルド世代のように廉価版ではなく)このハイパフォーマンスバージョンになるかもしれませんが、まだまだこのあたりは不明。
フランクフルトでは、フェラーリ488スパイダー、フェラーリF12 GTO、ウラカン・スパイダー、ハイパーヴェローチェ、その他もろもろ新モデル発表が目白押し。
ほかではポルシェのEV登場かという話も出ていますし、情報を追いかけてゆきたいと思います。