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自分の考える、勝手な自動車メーカーのイメージについて(国産メーカー編)

2016/03/14

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ぼくは自動車そのものというよりも自動車メーカーの戦略が好きなのですが、各自動車メーカーについては色々と思うところがあります。
そこで、下記に勝手なぼくの考えるイメージを記載してみます。
長くなりそうなのでまずは国産メーカー編から。※輸入車編はこちら

トヨタ
大きな会社の割に意思決定が早く動きが早い。
現社長は歴代最高か。
品質は高いが車としての出来はイマイチ。
マーケティング力はあるが、若者相手のプロモーションは外すことが多い。
パナソニック、テスラ、BMW、ヤマハなど業界内外との関係性を気づくのが得意で敵を作らない素晴らしい企業。
お金があり、販売台数も多いので先行投資ができる。
よってEVやハイブリッド、燃料電池など先進分野にも研究費用を割くことができ、日本の自動車メーカーの中では技術的にイニシアチブを握っていると言える。

日産
とにかくコストカット重視。
やることやらないことが明確で、トヨタのように「取れるものはすべて取る」のではなく、徹底して投資するところとそうでないところを分けている。
ジューク、エクストレイル、キューブ、デュアリスのような「カテゴリそのものを作った」車が多く、名車も多い。
現在はグローバル企業として北米市場を重視しており、あまり日本市場に重きを置いておらず、その傾向は継続すると思われる。

マツダ
古くから多チャネル展開(ユーノス、オートザムなど)やブランドスローガン(Zoom-Zoomなど)を積極的に押し出すなど、他の日本の自動車メーカーに比べてプロモーション重視。
スカイアクティブも同様で、他メーカーも持っている技術をうまく「自社だけのもの」という感じでアピールしている印象(悪い意味ではない。メリットを伝えるのは素晴らしいこと)。
一方でハイブリッド、EVなど次世代技術の開発にはあまり積極的ではないようだ。
ロードスター、RX-7など魂がこもった車を作ることが多く、エンジニアの地位が高い。
他自動車メーカーに比較してトップの影が薄い。

ホンダ
スポーツカーを捨てた時点で方向性を誤ったようだ。
売れ筋がオデッセイ→ステップワゴン→フィット→NBOXとどんどん低価格化しており、収益がかなり圧迫されている感がある。
高級車を作れない(作っても高級に感じない)。
かつてはモータースポーツ色が強かったが、いまではそれもトヨタにお株を奪われる。
ハイブリッドでもイマイチ抜きん出ることができない。
F1も撤退した直後に売却先チームがワールドチャンピオンになるなど、とにかく運が悪い。
やることなすことトヨタにお株を奪われる(現在だとスポーツカーにおいてもトヨタにリードされている印象)。

スバル
自社のポジションをよく理解しており、旧来の技術を使い回し、不要な設備投資を避けることで車を安く売っても利益が出る体制を築いている。
ハイブリッドも他社から供給を受けるなど、とにかく効率のよい経営(スバルの販売台数では研究開発費の負担が大きい)。
意外と0-100キロ加速タイムでは上位に食い込む車が多く、スポーツカーメーカーとしても油断がならない。
デザインも素晴らしく、車種構成も同じようなものばかりなのにそれぞれ個性があって競合しないという不思議なメーカー。
「最小のラインナップで最大の収益」をあげる、とにかく優れた経営を行う自動車メーカー。

スズキ
完全に「軽とコンパクト」に特化し、割りきった商品展開を行う。
セルボ、アルト、ジムニーなど「資産」が多く特徴的な車種が多い。
近年においてはそういった「資産」を活かしたり、ハスラーやアルトワークスのように消費者のライフスタイルや要求をうまく掴んだヒット作がある。
逆に「ハズした」車が少なく、マーケティング、プロモーションは秀逸。
suzuki ignis test drive スズキ イグニス 試乗 ブログ 評価 印象 インプレッション

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