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時々欲しくなる中古車。トヨタ・セリカGT-Four RC(T180型)

2016/04/10

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ぼくは歴代セリカがけっこう好きで、しかし今に至るまで購入する機会がありません。
そこで時々欲しくなったりすることがあり、中古車を探すことも。

ぼくが最も好きな世代はこのリトラクタブルヘッドライト採用最終モデル(5代目/T180)で、グレードは「GT-Four RC」限定。
なぜGT-Four RCなのかということですが、フェンダーがフレア形状になっており、もともとのヌルっとしたルックスがさらにヌルヌルな感じになるところ(つまり見た目の問題)。
※GT-Fourのスペック等詳細はトヨタの「車両系統図」で確認可能

フェンダーがワイドになることで相対的に車のパーツ(ヘッドラトなど)が中央寄りとなり、さらに丸っこさが強調されることになるのが良いと考えているのですが、上の画像の通り、今見てもかなり斬新とも言える外観です。

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なおこの世代のセリカはデザインが大きな特徴でもあり、TVCMでもそのヌルっとしたデザインを強調しており、エディ・マーフフィーを起用して「スゴスバ(スゴくてスバらしいの略)!」と大々的に放映していたことを記憶しています。
なお「スーパーライブ・サウンドシステム」が搭載されたのもこの世代で、トヨタがノリにノっていた時期でもありますね(93年登場の80スープラなど、いい車が多かった。セルシオが登場したのも1989年)。

ドアミラー形状が特殊なのも特徴で、この世代のセリカほど尖った(形状は丸いですが)デザインを持つミラーを採用したトヨタ車はこの後も出ていないと認識しています(なお80スープラもドアスキンマウントでトヨタ車の中では特殊な形状だった)。
当時は日産もそうでしたがバブル最盛期で小さなところにお金をかけたり、グレード間/モデル間でも「共通化」などセコいことを言わずにバンバン金を使ったれ、という時代でしたね。

そんなわけで今では考えられないほどに専用装備や特殊なデザインを持っているのがT180セリカで、GT-Four RCはWRCのホモロゲーション用モデルということでさらにお金がかかった作りになっています。
日本国内の販売は1800代とされますが、残念ながら現在中古市場で確認できるのは1台のみで価格は128万円。
通所のGT-Fourであれば80万円ほどですが、それでもこの時代(90年代はじめ)の車としては異例に高価な相場ですね。

なおその次の世代”T200"になると相場が下がり(つまりT180型の人気が高い)、安いものだと30万円台から入手可能(この世代からホモロゲーションモデルは”GT-Four"となり”RC"は消滅している)。

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なおRCの代わりというか「WRC仕様車」なる2100台のみの限定車が存在し、そちらはリアウイングに「ゲタ(通常GT-Fourにもある?)」が履かせられたフードエアスクープが追加されたりミスファイアリングシステム/ウォータースプレーなどレース直系の装備が追加されており、かなり魅力的ではありますね。
T180型が入手出来なければT200型のGT-Four WRC仕様車を狙おうかと考えていますが、こちらはまだ選択肢も多く、80万円~180万円あたりまで幅広く分布。

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