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二台のランボルギーニ・ミウラが1969年の映画「ミニミニ大作戦」で落とされた崖をリベンジ走行

2016/05/23

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2016年はフェルッチオ・ランボルギーニの生誕100周年のほか、ランボルギーニ・ミウラ発売から50周年を数える節目の年でもある、とのこと。

ランボルギーニ・ミウラは1969年の映画「イタリアン・ジョブ(邦題:ミニミニ大作戦)」の冒頭でトラクターによって崖から落とされる衝撃的なシーンが印象に残りますが、今回はミウラ50周年を記念し映画にてミウラが破壊された地を実際に二台のミウラで走る(リベンジ?)、という企画が実行された模様。

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事実としては映画の撮影に当たって実車のミウラは壊されておらず、「撮影に実際に使用した」ミウラがレストアを受けて2015年にはオークションに登場していますね。

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今回走るのはオレンジのミウラではなくゴールド、そしてブラックの個体ですが、これらランボルギーニ博物館に収蔵されている貴重な二台とのことで、まさに芸術品のような美しさを持っています。

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この企画ではグラン・サン・ベルナール山岳路を経由し、映画と同じコースをたどっていますが、このルートは通常6-8月しか解放されていないにもかかわらず、今回はイタリア警察の協力によって特別に走行の許可が下りた、とのこと(イタリアの公的機関はフェラーリやランボルギーニに対しては好意的というか積極的に協力している模様)。
画像を見ると牧歌的で非常に美しい景色となっていますね。

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関連投稿:ランボルギーニがミウラで「ミニミニ大作戦」のあのシーンを再現。動画も公開に

ミウラは今年で50周年を迎え、様々なイベントが開催中。
映画「ミニミニ大作戦」の冒頭のシーンと同じ道路をミウラが走ったというニュースをお伝えしましたが、今回はその様子を動画と画像でお届け。

映画ではオレンジのミウラが今回では「イエロー」になっていますが、その他の景色などは50年前と大きく変わらないのは驚きです。
それにしてもミウラは美しい車ですね。

関連投稿:1969年版「ミニミニ大作戦」に登場したランボルギーニ・ミウラが販売中

1969年のオリジナル版「ミニミニ大作戦」冒頭にて走行していたオレンジのランボルギーニ・ミウラが販売中。
1968年製のシリーズ2(シャシーが1ミリ厚い)で走行距離は19000キロ、5人のオーナーの手を経た車両。

2011年にエンジンブロックをクラックのために交換しており、同時に外装のペイントも同色(アランチョ・ミウラ=ミウラ・オレンジ)にてリフレッシュ済み。
画像を見る限りでは内装のコンディションも良さそうですね。

価格は未公表(ASK)となっていますが、おそらく1億はくだらないだろうと見られています。

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