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イヴォーク・コンバーチブル大人気。ランドローバーの歴史最高のスタートを切り8月の販売記録にも貢献

2016/09/16

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ジャガー・ランドローバーが8月において過去最高の販売記録を達成。
36,926台を販売し、これは昨年比で26%もの向上。
マーケットだと北米や欧州が好調であったそうですが、もちろん中国も前年比36%と大きく成長。
モデル別だとランドローバー・ディスカバリー、ジャガーXEとFペースの販売が多いようですね。

なおレンジローバー・イヴォーク・コンバーチブルも販売に大きく貢献し、1200台を販売。
販売ペースだと発売後数ヶ月の台数は「ランドローバー45年の歴史」で最も高い数値となり、SUVでもオープンが求められていたことがわかります。

現在レンジローバー・イヴォーク・コンバーチブルは欧州や北米といった成熟市場のみの販売ですが、中国市場の勢いやイヴォーク・コンバーチブルの成功そのものを考えると、時期中国市場でも販売されるかもしれませんね。

なおイヴォーク・コンバーチブルのオーナーの多くは女性と言われますが、中国はスポーツカーや高級車の女性オーナー比率が高く、意外と「イヴォーク・コンバーチブルには向いている」市場なんじゃないかと思います。

関連投稿:今度はコンバーチブル。ハーマンがイヴォーク・コンバーチブル向けにチューニングメニューを公開

今まで無かったように思える、レンジローバー・イヴォーク・コンバーチブルのチューンドカー。
イヴォーク3ドア/5ドアでもお馴染みのハーマンが今回イヴォーク・コンバーチブルをカスタムしていますが、相変わらずの迫力です。

外観ではフロントバンパー、グリル、リアディフューザーを一新し、ホイールもおなじみのフィン形状へと交換。
エキゾーストパイプの取り回しも変更され、マフラーエンドがセンター出しとなっていますね。

内装やパフォーマンスについては不明ですが、出力についてはECUチューンにて出力が260馬力に向上している、とのこと。

なおイヴォーク・コンバーチブルの顧客の多くは「リッチな女性」とされ、ニッチながらも成功していると言えそうです(もともとレンジローバーもそれほど数が出るとは考えておらず販売国も絞っている)。

https://www.youtube.com/watch?v=T9tqE4gB4LQ



関連投稿:ハーマンがイヴォーク・コンバーチブルをカスタム。昔と変わらない手法でワイド化&ボディ同色ペイント

ハーマンがレンジローバー・イヴォーク・コンバーチブルをカスタム。
フロントバンパーやリアバンパー、フェンダーやサイドステップに手を入れて相当イカツくマッシブに。
3ドア/5ドアハッチバックだとややバランスを欠くように思えたこの手法ですが、車体上部のマスが小さいコンバーチブルだと逆に効果的であるように思われ、異様な安定感を醸し出していますね。

なおハーマンの手法は昔から変わらず、「(エアロなどエクステンションパーツで)視覚的に低く見せる」「塗れるものはなんでもボディ同色に塗る」というもので、ホイールのデザインも昔と同じ。※90年台後半っぽいイメージ
ドイツのチューナーは方向性が固まっており、ハーマン同様に「昔気質」のところが多いようにも感じます(ブラバスやロリンザーも同じ)。

ボディは80ミリ拡大され、出力は燃調マップ変更で240馬力から260馬力へとパワーアップ。
マフラーエンドもセンター出しに変更されていますね。

イヴォーク・コンバーチブルは「オープンSUV」という超ニッチなカテゴリで、かつてここに手を出した日産(ムラーノ)は手痛い失敗を被っています。
にもかかわらずジャガー・ランドローバーはこれに果敢にチャレンジしたわけですが、これはやはり「イヴォークのファッション性(イヴォークは登場時からヴィクトリア・ベッカムを起用したり、とこれをアピール)」を強調するためだと考えられます。
実際のところ購入者の65%ほどは女性だとされ、目的どおりに成功したと言えそうですね。


関連投稿:メチャクチャ楽しそう。レンジローバー・イヴォーク・コンバーチブル発表(動画あり)

ついにレンジローバー・イヴォーク・コンバーチブルが発表に。
ジャガー・ランドローバーいわく「世界初のラグジュアリー・コンパクトSUVコンバーチブル」としての登場です。

イヴォークの3ドアモデルをベースに作られており、トップはファブリック製。
オープンにかかる時間は18秒、クローズにかかる時間は21秒。
時速50キロまでは開閉が可能、とのこと。
ランプ類はすでにフェイスリフトが発表されたイヴォーク3ドア/5ドアがベースになっており、精悍さが感じられます。

トップにインシュレーターを入れることで遮音性を高め、荷室のスペースもなるべく犠牲にしないようにし、コンバーチブルといえども可能な限り3ドアクーペモデルとの実用性における差異を縮めた模様。

画像を見るとバスタブなみにガバっと大きく開口部を持つことになりますが、これはAピラーの補強、シャシー裏面の補強でカバー。
電動ルーフ関連、ポップアップ式のロールオーバー・バーなどの追加もあわせて重量は3ドアクーペ比で+270キロとなっています。

内装においては10.2インチの新しいタッチコントロールディスプレイ「InControl Touch Pro」が備わっているのが特徴。

欧米では240馬力ガソリンエンジン+4WD、欧州ではこれに加えて180馬力のディーゼルモデルも販売されるようですね。

画像や動画を見ているだけでその開放感を感じることができ、トップを開けて広大な土地を走るのは非常に気持ちが良さそうです。

正式デビューはロサンゼルス・モーターショーの予定で、価格は北米では600万円ほど。
今までの日本におけるジャガー・ランドローバーのプライシングを考えると戦略的な値付が日本でなされるかもしれませんし、商品の性格上「ニッチ」であることを感上げると利益を重視した高い値付けになるのかもしれません。

なお生産台数は限定され、販売する市場も限定されるという話もありましたが、現時点ではそれに関するアナウンスはありません。

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